今 日 か ら 妊 婦 さ ん で す ２《 ar × ym 》

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大貴side




そして、俺の熱は下がり今日は休みの日

山田は最近ずっとゲームばかりしている。お腹が重くて動くのも大変らしい




大「山田さーん、買い物の時間ですよー」

涼「…んー…。まだクリアしてない」

大「はぁ…」




仕事の時のキラキラ感はどこへ行ったのかってくらいのゲーマーである

まぁ最近はスタジオでVTR見る仕事しか受けてないからな

撮影とかロケはもうやめて、赤ちゃんが生まれた後にまた再開するって決めたんだ

だからか家ではずっとゴロゴロしてる。猫みたいに




大「ほら、夜になるよ」

涼「…明日、やだ。大ちゃん行かないで」

大「１日だけだよ？」

涼「…ご飯作ったら明日来る…。嫌だ」




なんて言うから頬が緩む。それで買い物行くのに時間かかったんだ。可愛いな山田

１日だけの泊まりロケなのに寂しいとか…俺も寂しいけど




涼「…ずっと居て」

大「俺も居たいけどな…。あ、なら夜電話するか！」

涼「…ん。する」

大「よし、決まり〜。これで寂しくないだろ」




山田の頭を優しく撫でてあげた。前までこんな事なかったのに、珍しい

一応明日は知念が家に泊まってくれるみたいなんだけど…。いや、大丈夫か




涼「…買い物行く」

大「よし。山田の好きなアイス買う？」

涼「…買う」




少し寂しそうな山田の手を取り、車まで向かった

二、三日に一回こうやって一緒に買い物をする

それが続くから仲も深まるっていうか、とりあえず俺ら仲良しなんだよ




涼「餃子の材料買う」

大「おう。ちゃんと作ってあげてね」

涼「…あと、オムライスも」




こんなの助手席に居たら車のスピード上げれねぇわ

慎重に運転しなきゃ

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