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大貴side




あれから愛しあった夜を過ごし、朝が来た

お天気お姉さんの言う通り本当に寒い。長袖着てて正解だ




大「おはよ涼介」

涼「…んう…」

大「どーした?」

涼「…腰…」

大「あ、痛いのか。ごめんな」




壁側に向かってうずくまってたからビックリした

モゾモゾと動き出した涼介をゆっくり起き上がらせてあげる




大「ふふ、昨日からデレ期?」

涼「…うるさい」




ぎゅーっと抱きつかれたらそりゃ嬉しくなる

いつもツンツンだから余計にレアだ

なんて一人浮かれてると涼介の抱きしめる力が強くなった




涼「…大ちゃん…どこにもいかないでしょ…」

大「え?行かないよ」

涼「…こわい…」

大「ちょ、どーした?」




涼介の目はうるうるになってて急いで安心させた




涼「…ゆめみたのっ…。大ちゃんがいなくなる夢っ…」

大「そっかそっか。大丈夫だよ、離れないから」

涼「…ん」

大「怖かったな…?ちょっとだけこうしてよっか」




いつも朝は時間がないけど今日は少し早起きだから

涼介の頭を撫でながら落ち着かせた。本当に怖かったんだろうな




涼「…ごめん…びびりで、よわくて…」

大「俺もそーなるかもな。涼介がいないとか絶対嫌だし」

涼「おれもやだ…」




それから数分すると涼介は目をゴシゴシして、落ち着いたみたい

すっげぇ可愛いんだけど、本人はそれどころじゃ無かっただろうしな




涼「…ありがとう」

大「ん。よし、ご飯一緒に作るか!俺昼からだから仕事」

涼「…うん、つくりたい」




ニコッと優しい笑顔を見せてくれた

いつも雑で適当に起こされるけど、本当はこんなに可愛いんだよな


と、今日一日はアヒルの親子のように俺の後ろをチョコチョコついてきた涼介でした

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のん(プロフ) - この小説めっちゃ好きです!続きも楽しみにしてます! (2018年10月26日 22時) (レス) id: aafacab0de (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 完結おめでとうございます! (2018年10月24日 16時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - このお話大好きでした!受験頑張って下さいー! (2018年10月24日 16時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
- 完結おめでとうございます!いつも更新楽しみにしていました!これから受験勉強など大変ですが、頑張ってください!受験が終わったらまた新しいおはなし楽しみにしています(^-^) (2018年10月23日 23時) (レス) id: 669b41d1fe (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 完結おめでとうございます!ほぼ毎日更新されていて、お話も面白くていつも楽しみにしていました!終わってしまうのは寂しいですが、今までありがとうございました! (2018年10月22日 7時) (レス) id: c8e3c56bb1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しろうさぎ | 作成日時:2018年9月16日 23時

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