今 日 か ら 妊 婦 さ ん で す ２《 ar × ym 》

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大貴side




それから病院で診察を受けて、薬だけもらって帰ってきた

どうやら季節の変わり目だから風邪を引いたらしい

相変わらず涼華は泣いてばかりでなかなか寝てくれない

晴貴を見てくれてた裕翔と圭人も帰っちゃったし、忙しいな…




大「代わるよ。腕疲れただろ」

涼「ん。ありがとう」




涼介は昼ごはんを作りにキッチンへ行った

なんかあいつも疲れてるなぁ。とか思いながら泣き止ませる




涼華「…ふぇっ、…うぅ…」

大「泣き疲れたかな」

涼「良かった、寝てくれてる」




長い睫毛を目立たせるその可愛い寝顔にキュンとくる

晴貴は元気におもちゃで遊んでるから大丈夫そう




大「晴貴、ごめんな。パパと遊ぼっか」

晴貴「ぅ。…ぁう」

大「ふふ、ママ忙しいから後でね？」

涼「晴ちゃん待ってて」




晴貴は涼介を指差して、俺の腕を掴んでいる。なんて可愛いやつなんだ

午前中は俺らが涼華に付きっきりだったから寂しい思いをさせたかもしれない

裕翔達からも泣いてたって聞いたし




それから数分後、お昼ご飯が出来て晴貴の離乳食もできたみたい

でも俺が晴貴の持ってるおもちゃを取ろうとすると嫌々とぐずってしまう




大「晴貴、ご飯だからないないしよ？」

晴貴「…うぅ、！」

大「あちゃー…。これも成長したな」

涼「晴ちゃんママ達と食べよう。ナイナイ、ね？」

晴貴「…ぅ」




しかし、涼介が抱っこするとなぜかおもちゃを離した

なぜだ。やっぱ可愛いママがいいのか？晴貴すげぇニコニコしてんじゃん




涼「何拗ねてんの」

大「すげぇ悲しいわ。あんな顔俺に向けてくれねーよ」

涼「でも大ちゃんが仕事から帰ってきた時いつもニコニコしてる」

大「それは嬉しい」

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