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大貴side
ついつい山田に甘えていた自分に怒りを覚える
もっと子育てとか家事とか手伝えたはずなのに
俺は仕事が終わって少し子供達の面倒をみるのみだった
大「晴貴〜、どーした〜」
晴貴「…ふぇっ…うぇぇぇぇん…!」
大「よしよし」
泣いてしまった晴貴を抱っこしながら片手でミルクを作っていく
今山田熟睡中だからさ。もうすぐお昼だけど起きるまで待っておこう
晴貴「…うぅ、…ん…」
大「はは、可愛いなあ」
ミルクができると小ちゃい手で俺の腕を掴み、ゴクゴク飲んでいた
俺に似て食いしん坊か?なんて思うが極々普通の量だ。逆に涼華はあんまり飲まないし
そんな涼華は山田と並んで熟睡中である。似てるんだよな、寝顔も
大「晴貴、大きくなったら涼華を守ってあげるんだぞ〜」
晴貴「…zzz」
大「あ、寝てる…」
晴貴はお兄ちゃんだし、可愛い妹を守ってほしい
______それから一時間後
俺が昼ご飯を作っていると山田が体を起こした
大「おはよう」
涼「…ん…。はよぅ…」
大「大丈夫か?どっか辛いとこある?」
涼「…んぅ…。ないの…」
大「ふふ、ほんとかー?もうすぐご飯できるから待ってて」
寝起きでボーッとしてる山田の頭を撫でて、俺はキッチンへ戻る
うどんと天ぷら作ってるんだよ今。俺も料理上達したなあ((
そして、揚がった天ぷら達を適当にお皿に乗せてテーブルへ運んだ
大「山田起きれる?食べれるだけでいいから、な」
涼「…大ちゃん、ぎゅぅって…」
大「っ、…。可愛すぎんだよ」
温かい体を抱きしめて頭を撫でてあげる。コイツいつもいい匂いしてるなぁ
香水じゃない、シャンプーと柔軟剤の自然な香り。って事は俺もこの匂いだ
涼「…たべる…」
大「ん。俺頑張ったんだよ!」
涼「ほんとだ…。うまくなってる…」
大「だろ!?」
山田に教わった盛り付けや並べ方ももう完璧だ
これでもういいパパだわ俺
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のん(プロフ) - この小説めっちゃ好きです!続きも楽しみにしてます! (2018年10月26日 22時) (レス) id: aafacab0de (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 完結おめでとうございます! (2018年10月24日 16時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - このお話大好きでした!受験頑張って下さいー! (2018年10月24日 16時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
か - 完結おめでとうございます!いつも更新楽しみにしていました!これから受験勉強など大変ですが、頑張ってください!受験が終わったらまた新しいおはなし楽しみにしています(^-^) (2018年10月23日 23時) (レス) id: 669b41d1fe (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 完結おめでとうございます!ほぼ毎日更新されていて、お話も面白くていつも楽しみにしていました!終わってしまうのは寂しいですが、今までありがとうございました! (2018年10月22日 7時) (レス) id: c8e3c56bb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろうさぎ | 作成日時:2018年9月16日 23時