声優さんたちとの日常

第36話 ページ39

私は、島崎さんに手伝って貰い、何とか、逢坂さんの腕から抜け出した。

「ありがとうございます。」

「大したことじゃないよ。」

" うーん、そろそろ起きようかな…"

" ふふっ、寝顔、可愛いかったです。"

" ん？かわいい？俺が？…君の方が、俺は、かわいいと思うよ。"

「え！？」

「ふふふっ…寝顔、可愛いかったよ。」

と悪戯な顔でクスクスと笑われる。

" も、もう！"

といい、起き上がる。

" み、皆さんの様子を見てきます。"

といい、立ち上がって、花江さん、逢坂さん、島崎さん以外の人たちの様子を見に行くことにした。






「あー、こんなところで寝てる。」

といい放ったのは、私の寝室。

江口さんと寺島さんが、何故かベッドで仲良く寝ており、達央さんと界人くんは、床で寝ている。

" …朝食の準備でもしよう。"

ぐっすり寝ている四人を起こすわけにも行かず、朝食を作ることにした。






" 島崎さん、朝食を作るので手伝って貰えませんか？"

リンビングに着いて、起きている島崎さんに手伝ってと頼んでみる。

" うん、いいよ。"

と直ぐに、返事が返って来て、二人で朝食を作ることにした。

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