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第21話 ページ24

「俺は、鈴村健一、後輩とかからは、鈴さん言われとるから、そう呼んでもらって構わんで。」

「谷山紀章です。よろしくな。」

「下野紘です。えっと、よろしく。」

「沢城みゆきです!よろしくね〜。」

「望月Aです。みみみ、皆さん。よ、よろしくお願いしますっ…」

" ん?もしかして、緊張してる?"

と宮野さんに聞かれたので、

" も、もしかしなくても、緊張してますよ!"

「何で?」

「だ、だって…あ、あんなに雲の上にいるような方々が、このマンションや今、め、目の前に居るから…」

ときちんと、皆を見ることが出来ず、下を向くと視界が涙のせいで、滲んで行く。

すると、頬を両手で包まれる。

びっくりした、私は、顔をあげる。

「泣かないで…皆、困ってるよ?」

沢城さんが、私の目を見て話す。

「うっ……だって、こうやって、会えてるのが夢みたいだから…。」

「夢じゃないよ。ちゃんと、私と触れてるでしょ?…夢じゃない。」

そう言いながら、私の額に、コツンと沢城さんの額が当たる。

「沢城の言う通りやな。俺ら、ここにおるで。」

「俺たちの体温感じるだろ?」

「皆の声が、Aちゃんに届いてるでしょ?」

いつの間にか、私を囲むように皆が周りに居て、色々な所から頭を撫でられる。

皆が、強めに撫でるせいか、髪の毛がぐしゃぐしゃになる。

「ふふっ…ありがとうございます。」

私が笑ったのに、ホッ としたのか、皆からも笑みが出てくる。

そのあとは、紀章さんの生歌や、

" よーし、俺、歌ったから…次は下野くんの即興ソング!"

"えぇっ!?"

と紀章さんが下野さんに、振って、生で即興ソングが聴けた。

こうして、時間が過ぎて行った。

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設定タグ:男性声優 , 日常   
作品ジャンル:恋愛
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RIN67865366(プロフ) - ダイヤのAの声優さんがいっぱい!!/// (2016年6月29日 20時) (レス) id: 33020164d1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - マネージャーさんが同じ名前でびっくりしました!!少し見にくいのでマネージャーさんの名前を自分で変えれるようにする事はできませんか?わがまま言ってすみませんこれからも更新頑張って下さい (2016年3月22日 17時) (レス) id: 5ebfb727af (このIDを非表示/違反報告)
ミトネ - ラブライブ!凛ちゃん大っっ好きです!これからも頑張ってください! (2015年9月5日 22時) (レス) id: 2722fb1287 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - はは花江さんとキス/// (2015年4月1日 12時) (レス) id: 95d1b7dc1a (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 5話の春市のいち間違えてます! (2015年3月31日 20時) (レス) id: 95d1b7dc1a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミャ〜 | 作成日時:2014年8月18日 20時

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