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エピソード14 ページ18
彼からの言葉に思わず耳を疑った。
「い、今なんて…?」
『ん?だから、ずっと好きだったって。』
彼も照れくさそうにして目線を逸らす。
考えたことなどなかった。
あの清川くんが私のことをずっと好きだったらしい。
カッコよくて、優しくて、頭も良くて、でも可愛くて。
正直、悪い気はしなかった。
でもすぐに返事は出せなかった。
「ごめん、もう少し考えても…『ごめん、あのさ』」
私の言葉を清川くんは遮った。
『話したいことがあるんだけど。』
『ここだとまずいから俺の家に来て欲しい。』
『返事はいつまでも待つから。』
彼はそう言って座席をたち会計をすませる。
モヤモヤした気分が残ったまま、彼の家に行くことになった。
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作者名:モチゴメ | 作成日時:2021年9月3日 18時