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エピソード10 ページ13

【レトside】
「で、結局その子にはLINEしてないの?」

『なんて返せばいいかわかんないもん。』

恋愛に奥手なキヨくんな事だ。10年来の仲だが、こんな話は聞いたことがない。

ガ「とりあえず、そのままにしておいたらまずいし久しぶり。とかでいいんじゃない?」

牛「そもそも相手の子がキヨに声掛けたんならいいんじゃねえの?」

2人の意見にうんうんと賛同する。

『うん、分かった。ちょっと今から考えてみるわ。』


キヨくんが五分ほどミュートにして返事を考えている間、俺たち3人はなんのゲームをやるか話し合った。




『ねえねえ、これでどう?』

きよこの前は声掛けてくれてありがとう。また、前みたいに話したりしませんか?


前みたいに、という言葉が引っかかるがガッチさんもうっしーも「まぁお前にしては上出来」というような感じで深く気にしていなかったから結局何も言わなかった。


『ありがと、時間がある時にまたおくるわ』




キヨくんがそういった頃にはもう時計は9時を示していて、

「実況撮らな!はよしよ!」



そういって4人でバカゲーの実況を取った。

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作者名:モチゴメ | 作成日時:2021年9月3日 18時

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