私はヴィランの仲間【ヒロアカ】 (ページ4)

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4話ページ4

ニュースにはそう報道された。
でも正確に言うと違う
ヒーローの方が暴れたのだ。

私には友達と言える友達がいなかったから休み時間にする事がなかった。
勉強をしろと言われるかもしれないが休み時間まで勉強はしたくない。
放課後、そんな休み時間を潰すための本を買いに行こうと近所の本屋に向かっていた時、ある女性が道を訪ねてきた。

女性「ごめん！この本屋に行くにはどう行けば良いか教えてもらえない？」

20代後半ぐらいの綺麗な人だった。
その女性が行こうとしていたのは私が行こうとしていた本屋だったから案内すると言った。

女性「本当！？ありがとう！」

と言って笑った。その人の笑顔は絵に描いたように綺麗だった。
その本屋は広く、本屋に着くと私は自分の読みたい本を探してくると言う理由を告げて女性と別れた。
小説のコーナーに行くと、自分が好きな小説のシリーズの新刊が出ていて気分が上がり値段を見ていた。
すると、

？「その本、凄く面白そう！」

後ろからさっきの女性が話しかけてきた。
びっくりしたけれど私が手に取っている本を面白そうと言ってくれた事が嬉しくて、女性に本をすすめてみる。そうしたら、

女性「そのシリーズ買おうかな」

そう言って本を何冊か手に取り始めた。
私はその女性と話がしたくて

『本は好きですか？」

などと、ありきたりな事を聞いた。

女性「んー…私は凄く好き！って程でもないけれど私の友達に本が凄く好きな子がいて、その子と本の話をしたり本の貸し借りをしたりするのが楽しいのと、本をプレゼントした時のその子の笑顔が好きだから買ってるの」

良い人だなと思った。
もう少し話したかったが、これから今言っていた友達と遊ぶ約束があるらしく本を買って本屋から出て行ってしまった。私は他の本も見ながら本屋でゆっくりしていった。
小説を買い、本屋を出て家に帰る道を歩く
家に着くと、ふと道を挟んだところに建っているカフェに目がいく。
本屋で話した女性と女性が話していた友達であろう人が笑いながら話していた。とても楽しそうだった。
2人とも綺麗な人で、ボーっと眺めていると急に道を歩いていた男性が2人に話しかけた。
なぜか男性が2人に詰め寄っている。

『え？』

次の瞬間、男性が個性を使って2人に攻撃を仕掛けた。