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｢1年生の、皆さん。ご入学おめでとうございます。僕は生徒会長3年生の折原センラです。この学校は《生徒の為の生徒の学校》と言うのをモットーに＿＿＿｣
舞台の上でそう言うと、女子はザワザワと小声が重なり合い雑音を生み出す。俺にとっちゃあ、当たり前な事。まぁセンラはイケメンですから？それにこの高校それなりに偏差値高いし？センラいつも頭ええし？生徒会の支持率1位ですから？
心の中でフンとドヤ顔をするが、舞台の上ではニコリと微笑みを漏らした。するとまた波のようにザワザワが広がる。
＿＿＿＿この毎日がずっと続くと思っとった。
＊
｢…生徒会に仕事があるんだが｣
生徒会に顔を出した先生。久々に生徒会の教室に入る先生は神妙な顔をしていた。
｢なんですかー？｣
坂田が返事をした。俺達の学園は先程言った通り『生徒による生徒の学校』だから、授業やテスト等以外は大体生徒で解決することがこの学校のモットーなのだ。
文化祭の予算準備、体育祭、清掃活動、イベントの作成、入学式卒業式、生徒のルール…
そして、態度の悪い生徒をしっかり正すこと。…んまぁ、自分で言うのもなんだが成績優秀な人が集まるから正味意味ないと思っとった。
｢今年は態度悪いが成績優秀な女の子がいるらしいんだ。そこで、君たちに身なりから生活態度までできる限り指導して欲しい、と学園長が仰ってたんだ。我々も協力する。何かあったらすぐ頼ってくれ。｣
｢へぇ、今どきそんな子いるんですね｣
｢どこで勉強してんやろ〜｣
俺は思わずピクっと片眉が動いた。はァ？態度悪くて成績優秀？？ンなガキがこの高校におるん？まぁ正味このセンラの前でそんなこと出来へんやろうし？とっとと終わらせたるか。
俺はため息をついた。
｢そのお仕事、引き受けます。よろしくお願いします｣
｢折原会長なら受け入れてくれると思いましたよ…くれぐれも我が校が傷つかぬ様に、な？｣
｢……はい｣
俺は黄の瞳を柔らかく細めて笑ってやった。
＊
｢センラ、その厄介な女の子の名前なんて言うのか聞いたか？｣
｢知らんわ｣
｢どーすんのセンラ｣
｢普通センラ見た瞬間、悪い心なんて清められるわ。やから楽勝です｣
｢ほんまその意味わからん自意識過剰やめたら？センラ｣
｢……お前ら、一応俺先輩やからね？？？？｣
＊
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ゆきか - 初コメ失礼します！すごく好みの作品で楽しく見させていただいています！続き待ってます！ (2019年9月19日 17時) (
レス) id: f42ad21887 (このIDを非表示/違反報告)
さく - 更新止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！ (2019年7月28日 2時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - めい*cerw*さん» おっ、こたぬきなんですか！まーしぃが堂々とした年中お年頃な変態なら、センラさんは隠れ変t((← (2019年3月23日 21時) (レス) id: c3db11d6ec (このIDを非表示/違反報告)
めい*cerw* - 楓さん>>こちらこそありがとうございます！センラー！いいですね〜！ もしかしたら時々下ネタ言うセンラさんもまーしぃーと同じお年ごr(((すみません！！！！！！！！(こたぬき)← (2019年3月23日 21時) (レス) id: 6f4d80c867 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - めい*cerw*さん» おぉ、いきなりだったのに返信していただきありがとうございます。変態なのも含めてまーしぃですからねー。(センラー)←まーしぃは年中お年頃なんですよ、きっと。 (2019年3月20日 22時) (レス) id: c3db11d6ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうゆのすけ | 作成日時：2019年1月31日 14時
