僕らの部屋 ページ10
｢…う"ー｣
｢次は坂田か。｣
｢…時間間に合わんかったァ〜｣
｢時間切れになったらどうなったんだ？｣
｢突然眠気が来て、起きたら最初に寝たベットの上やったんよ〜！！｣
目を擦ってわんわんと泣き真似をする坂田。そこにコンコンと扉をノックする。
まふまふが『どうぞ』とソプラノの声で言うと黒い布で顔を覆い、身体中黒に布を覆った…世にいう黒幕のような人が入ってくる。
この人たちは『スタッフ』と呼ばれる人達。俺もイマイチシステムは分かってねぇんだけど俺が行った時はランダムで選ばれた人がスタッフに呼ばれて別の個室に連れていかれ、眠らされる。
その間にスタッフに連れていかれてんだと思う。記憶ねぇけど。起きたら真っ白の部屋。裏の原理はスタッフさん達にしか分かんねぇ。
｢まふまふさん、お次です｣
｢あ、はーい！｣
嬉しそうな声のトーンになりソファーから立ち上がってパタパタと『スタッフ』に近寄った。そのまま扉を閉められ、一瞬静かな空気が流れる。
｢…ここの借りる値段って、確か1週間で10万だよね？｣
｢あ、そうやと思いますよ！｣
坂田がそう言うとそらるさんは顎に手を置きポツリと呟く。
｢……じゃあもっと人呼んだ方が、割れるから1人で払う分が減ると思うんだけど。｣
｢2万5000よりも抑えれる…！！｣
｢え、ちょ、まーしぃとセンラもめっちゃタイプやーって言っとったよな？｣
｢…まふまふにも聞いて呼んだらどう？｣
時計を見るともうすぐ夜11時。
とりあえず1週間借りた『〇〇しないと出れない部屋』だが、俺達の控え室にはベットやお風呂やトイレがあるが…彼女はどう過ごすのだろうか。
俺はあの、白い部屋に一つだけ付いている隠しカメラの映像を一点に見つめながら、水を口に付けた。
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しらす - は？猫耳さかたんとか天使かよ (2019年4月23日 13時) (
レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆのすけ(プロフ) - Blackgirlさん» コメントありがとうございます。続編もご期待に添えるよう頑張らせていただきます (2019年2月24日 15時) (レス) id: d6c32b13a2 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆのすけ(プロフ) - 歩さん» コメントありがとうございます。続編もよろしくお願いします…！ (2019年2月24日 15時) (レス) id: d6c32b13a2 (このIDを非表示/違反報告)
Blackgirl(プロフ) - みんな一途で可愛い。続編期待してるで。 (2019年2月22日 23時) (レス) id: 61c7222caa (このIDを非表示/違反報告)
歩 - ついに続編ですか！！おめでとうございます！黒幕も出てきた(？)事だし、これからの展開が更に楽しみです！続編もふぁいとですっ！ (2019年2月22日 20時) (レス) id: 13020661c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうゆのすけ | 作成日時：2019年1月21日 16時
