僕らの部屋 ページ21
｢…まふ、俺らのことばらしたってほんま？｣
｢ん？…ホントだよ｣
浮かれた姿のまふに坂田が話しかける。ばらしたって…これから俺たちの対応も変わるのではないか、と思った。
｢…どうするのさ、これでお題どころの話じゃなくなったら｣
｢大丈夫。ますます可愛くなってるよ！すっかり怯えちゃって｣
まふはその後付け足すように人差し指を差し出して、まるで学校の先生のような言い張りでこう言った。
｢お題のレベルあげて貰っといたし…ね？｣
｢レベルとかあったん？｣
｢うんうん。日常的なお題が無くなると思うよ。…うらたんの魚取りとかね｣
｢馬鹿にすんなっつーの｣
まだセンラくんの登場で不機嫌な浦田くんがペットボトルの水を一気に飲み干した。俺はさっきの考察をまふに話すことにした。
＊
｢＿＿＿センラさんたちがスタッフ側？｣
｢そう。…もしかしてね、って話｣
｢そんな訳ないじゃん！さかたん達が呼んだんでしょ？｣
そう言うと坂田は顔をくもらせる。曇らせると言うか言葉を濁して答える。
｢…それがー、呼んでないんよね…俺もうらさんも｣
｢……じゃあ、な、なんでこれが知ってるんですか？｣
突然焦ったように俺を見つめた。
考えられる話としては、『情報が漏れた』か、先程の『スタッフ側』かのどちらになる。そう考えると、多分だけどスタッフ側じゃないのか
ならばどうして邪魔をしてくるのだろうか。そして今気付いた。
｢…次の人、誰も呼ばれてない、よね？｣
まふが不安げな声を漏らした。先程の余裕なんて飛んでいってしまったみたいだ。恐る恐る隠しカメラのモニターにみんな目を向けた。真っ白い部屋に目立つ紫と白黒の囚人服。
『…初めまして？』
紫のパーカーに身を包み、ポケットに手を突っ込みAと対面している志麻くんがいた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
なんか書いている内にめちゃくちゃ複雑になってきてる…。
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しらす - は？猫耳さかたんとか天使かよ (2019年4月23日 13時) (
レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆのすけ(プロフ) - Blackgirlさん» コメントありがとうございます。続編もご期待に添えるよう頑張らせていただきます (2019年2月24日 15時) (レス) id: d6c32b13a2 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆのすけ(プロフ) - 歩さん» コメントありがとうございます。続編もよろしくお願いします…！ (2019年2月24日 15時) (レス) id: d6c32b13a2 (このIDを非表示/違反報告)
Blackgirl(プロフ) - みんな一途で可愛い。続編期待してるで。 (2019年2月22日 23時) (レス) id: 61c7222caa (このIDを非表示/違反報告)
歩 - ついに続編ですか！！おめでとうございます！黒幕も出てきた(？)事だし、これからの展開が更に楽しみです！続編もふぁいとですっ！ (2019年2月22日 20時) (レス) id: 13020661c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうゆのすけ | 作成日時：2019年1月21日 16時
