＊ ページ12
｢思ったんだけどよくそんな服装で居るよね。｣
｢これは、お題の為だっただけ｣
｢……恥ずかしくないの？｣
｢人間としての感覚は一応あるけど。｣
これでもかというほどにぱっくりと背中部分が大きく開き切っていて、腰のきわどい位置まで肌が露出するようなデザイン。その上ノースリーブで、セーターワンピ ースと言われるだけあって膝上ギリギリとなっている。
まぁそんな説明は今要らなかった。彼は私の上に乗っかり首筋に顔をうずめた。息がかかってくすぐったくて、彼に声をかける
｢っ、まって、一旦ストップ｣
｢ごめん。止められないや｣
｢……っ、｣
そして遂にペロリと首筋に舌を這わせた。初めての感覚に驚きの声が漏れる。それを聞き逃さずニヤリと笑って1度首筋から顔を離した。
｢…なぁに、可愛い声あげて｣
｢っ、突然そんなとこ舐めないでよ…｣
｢えーっ？今から噛み付くよ？…ガブッて。｣
｢ほんと、っ生きた心地がしない…｣
｢そろそろドキドキしてってば…｣
そう言ってもう一度首筋に顔をうずめた。また舐められるのか…そう思って少し身構えて力を入れていた。
……がりっ
｢い"ｯ＿＿＿＿!!｣
噛んだ。噛まれた。きっと血が出ている。でもそれ以上にゾクゾクとした感覚が背骨を通った。
それも構わずまふは次は癒すように先程の傷を舐めていく。思わず彼のシャツを握りしめてしまった。
｢……はい。おしまい｣
｢…っふー、っ、…｣
｢…そんなんじゃあ、これからどうするのさ｣
何故か荒くなった息を整えながら少し潤んで歪んだ視界の中、私を見下ろすまふを見つめた。彼は親指の腹を舐めてニヤッと笑ったような気がした。
どっと疲れが押し寄せ、瞼を閉じて彼に身を委ねた。
きっともう、真夜中なんだろう。
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しらす - は？猫耳さかたんとか天使かよ (2019年4月23日 13時) (
レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆのすけ(プロフ) - Blackgirlさん» コメントありがとうございます。続編もご期待に添えるよう頑張らせていただきます (2019年2月24日 15時) (レス) id: d6c32b13a2 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆのすけ(プロフ) - 歩さん» コメントありがとうございます。続編もよろしくお願いします…！ (2019年2月24日 15時) (レス) id: d6c32b13a2 (このIDを非表示/違反報告)
Blackgirl(プロフ) - みんな一途で可愛い。続編期待してるで。 (2019年2月22日 23時) (レス) id: 61c7222caa (このIDを非表示/違反報告)
歩 - ついに続編ですか！！おめでとうございます！黒幕も出てきた(？)事だし、これからの展開が更に楽しみです！続編もふぁいとですっ！ (2019年2月22日 20時) (レス) id: 13020661c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうゆのすけ | 作成日時：2019年1月21日 16時
