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「ち、ちょっ!そらるさんそれ以上はさすがに僕でも許しませんよ!」









先程まで黙っていたはずのまふまふが、俺の腕を掴むなり彼女の元から離させようとする。









それよりさぁ、俺、まふまふお前にも怒ってるんだよね。









「お前さぁ…絶対会わせなかった理由ってこれだろ?」









「な、何のことですか?僕なぁんにも知りませんよ?」









あからさまに分かり易すぎる嘘を吐くまふまふに、もはや怒る気すら湧かず。









そうだ、こいつはこういう奴だった。









「お前分かり易すぎ、まぁ大体会わせなかった理由は彼女が俺を好きだからでしょ」









「ただでさえ普段から自分なんて見てくれない彼女が、俺が来たら余計に見てくれなくなる」









そうでしょ?まふまふ









「…そうですよ!だから何としてでも会わせまいと全力で阻止してきたのに…そらるさんが突っ走るから…」









「会っちゃったと」









「あーあ!どうしてくれるんですか!」









よっぽどあれなのか、いじけて頰をプクーッとしながらまふてるで遊ぶ姿はさすがに痛い。









お前歳考えろ、そういうのが許されるのは子供だけだって。









でも優しい優しい俺は、可哀想なまふまふの為にアドバイスをしてあげる。









「彼女にさ意識してもらえるように、俺の真似でもしてみれば?」









ただ適当に思いついた意見を言ったら、まふまふの顔が一瞬で輝いた。









「それだ!そらるさん、ありがとうございます!って事でもう帰っていいですよ!さよならー!」









まさしく恩を仇で返すとはこの事だ。









次会った時覚えてろよ、焼肉奢らせるからな。









まぁ、優しい優しい俺は帰ってあげるよ。









このリア獣が、あ、間違えた。このリア充が。









末永くイチャついてろ。

ちょっと宣伝。→←*9



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まるまるこ(プロフ) - 雛紗さん» ありがとうございます!!是非読まさせていただきます!! (2018年6月22日 16時) (レス) id: 7d29d67f4c (このIDを非表示/違反報告)
雛紗(プロフ) - まふ君が可愛すぎる…( ´∀`)この作品好きですっ!応援してますっ!よければ私の作品も読んでくださ((更新楽しみにしていますっ! (2018年6月21日 22時) (レス) id: db311f7197 (このIDを非表示/違反報告)
まるまるこ(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます!頑張ってそこまで辿り着けるよう頑張りますね! (2018年6月3日 22時) (レス) id: 7d29d67f4c (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - まるまるこさん» この作品の新作?続編?待ってます (2018年6月3日 13時) (レス) id: 10a5fd68b9 (このIDを非表示/違反報告)
まるまるこ(プロフ) - Aliceさん» ありがとうございます!そう言って頂けて、嬉しいです! (2018年6月3日 13時) (レス) id: 7d29d67f4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:高田 | 作成日時:2018年5月26日 19時

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