検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:2,242 hit

第10話 ページ11

芽衣A〜!彼氏もうお店についてるみたい!
芽衣あたしちょっと遅れそうだから、2人で待ってて!ごめんね!!








そろそろお店につきそうな頃に芽衣から連絡が来た。








遅れる理由は言っていないけど、原因は私。








家を出てすぐに神ちゃんに、作戦の実行を促したからだ。








自分わかったよ!気を付けてね!








芽衣に返事をして、お店のドアに手をかける。








カランカランッ








「いらっしゃいませ。1名様ですか?」








『7時に予約しているAです。』








「A様でいらっしゃいますね。お待ちいたしておりました。お連れ様がお待ちです。こちらへどうぞ。」








さすが、少し高めのお店なだけあって店員さんの態度が満点だ。








お店の雰囲気も思った通りにすごくよくて酔ってしまいそうになる。








「こちらのお席です。」








ついたのはお願いした通りの周りからは見えにくい一番奥の席だった。








個室ではないが高めの仕切りがあり、背伸びをしても周りからは絶対に見えない。








私も仕切りのおかげでまだ芽衣の彼氏の事は見えていない。








「それではごゆっくりどうぞ。」








店員さんは空気を呼んでくれたのか、席を教えたらさっさと持ち場に戻ってくれた。








さすがに緊張してきた。








でも緊張なんてしている暇はない。








緊張していることが伝わってしまってもいけない。








私は仕切りの陰で呼吸を整えた。








『…よし。』








小さく気合を入れて仕切りの内側へ。








『こんばn……』








私はそこに座る男性を見て思わず目を見開いてしまった。








?「こんばんは、Aさんですか?」








そう言葉を発したのは、









“しげおか”さんだった。

第11話→←第9話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はる汰 | 作成日時:2020年10月26日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。