私をプリンセスのように扱って (ページ2)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:652 hit

2 ページ2

するとドフラミンゴさんは私を起こしてくれた

「なんだぁ？不満か？」

『不満というか…ちょっと驚いた』

私みたいなデカい女を側に置きたいなんて変わってる

「気にすんなただの気まぐれだ」

そう言って彼は立ち上がりワインをとる

………

いやデカ！？

身長いくつ！？3メートルはあるでしょ！？

ぐびぐびとワインをボトルごと飲み干す彼は私の視線に気がつく

「どうかしたか？」

『いや…デカいなぁって…』

「フッフッフ、まぁな」

『私より大きな男性初めて見た』

「見惚れたか？」

『別に…』

「フッフッフ、ほんとにお前は恐れを知らないな」

するとドフラミンゴさんは私を抱き上げるとそのまま一緒にベッドに寝っ転がる

『ちょ、ちょっと！？』

「なんだ？さっきまでの威勢はどうした？」

『離して！』

「断る」

男性に免疫が無い私は耳まで赤くなる

「なんだかわいいとこもあるじゃねぇか」

『っ〜！』

さっきとは比べものにならないくらい優しい手つきにゾクゾクしてしまう

「何期待してるんだ？」

『してない！』

「フッフッフ…安心しろ何もし無い、まだ…な」

何その意味深発言！？

「明日いろいろ準備する、だからもう寝ろ」

そう言われるといつの間にかうとうとしてしまい夢の中に入ってしまっていた

「まったく…やっかいなもん拾っちまったなぁ」

なぜだろう

彼の手はどこまでも温かく感じた