気まま少女の悪女倒しの旅〜烏野編〜

完璧なんて存在しない ページ24

貴「完璧って？どういうことかなぁ？」


中「っ…！」


貴「あのねぇ…この世には完璧なんて存在しないんだよ。どこかで必ずボロが出る。

でも、正直驚いたよ。まさか盗聴器まで使ってるとは…」


飛雄くんは毎日怯えて過ごしていたんだろうな…ホント許せないよね


貴「僕が初めてここに来た日、君は潔子ちゃんと僕にこう言った。『私がお姫様よ？なんで仕事しなきゃいけないのよ』…この発言、ボイスレコーダーで録音した。」

中「嘘っ…」

ボイスレコーダーでその時のを流した。

もちろん周りは騒然。こんなことを言う人だと思ってなかったんだろうね…


中「こんなこと言ってないわ！偽造でしょ！」



貴「偽造かどうかは警察に証拠として出せばわかるよ。偽造だったら君は釈放される。本物だった時は…わかるよね？」


中「警察って…そんな大袈裟な…」

貴「大袈裟？さっきも言ったけどさ、立派な犯罪だからね？コレ。傷害、脅迫、イジメ…

ホント、君は凄い犯罪者だね…たくさんの罪を犯した」



君みたいな奴は…この世界に必要ない。

嫉妬の気持ち→←諦めの悪い奴だなぁ…

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