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岩本「は、え、マジ?」
深澤「マジなのよ、これが」
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いつでもあの子の連絡先聞けるから知りたくなったら言って、とぽんっと肩を叩いて楽屋を出ていったふっか。
………まじか、
すげぇな、あいつ。
まじで俺のこと応援してくれようとしてんじゃん。
これは応援してくれてるふっかのためにも頑張らねぇとって前向きな気持ちに切り替わる。
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目黒「岩本くんAちゃん可愛かったっすね」
岩本「Aちゃん…?」
目黒「岩本くんが連れてきてた子っすよ!」
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ちなみに友達の方はレイちゃんって言うらしいすよ!と教えてくれる目黒。
……ふっつーに名前聞くの忘れてた。
まさか目黒があの子の名前を教えてもらうなんて思ってなかったわ。
A、か。
見た目同様にかわいい名前してんな、なんて柄にもないこと思う。
………やっべぇ、はずい、
徐々に上がってくる体温と
恐らく真っ赤になっているであろう顔。
パタパタとTシャツを仰ぎ始めた俺に、そんな暑いなら温度下げましょうか?って何も気づいていない目黒が聞いてくる。
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岩本「いや、大丈夫。ちょっと外出てくるわ。」
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外の風に当たってとりあえず冷静になろ
と、楽屋を出る。
そんな俺に向かって目黒は、
今日みんなでご飯行くんすから早く戻ってきてくださいよ!と大きな声で言った。
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作者名:陽梨 | 作成日時:2020年8月9日 23時