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椅子に思いっきり背中をあずけて
んーっと伸びをする。
やっと仕事が終わった。
お疲れ自分、なんて心の中で言いながら
今日の夕飯は何にしようかなって考える。
「終わったの？」
『うん。今日は定時退勤！』
「よかったな(笑)…飲み行く？」
岩本くんもいつも通り仕事が終わったらしい。
隣のデスクから顔を覗かせてきて
くいっとお酒を飲むジェスチャーをする。
『どうしようかなー』
飲みに行きたい気持ちもあるけど
最近外食ばかりでちょっぴり金欠なんだよなぁ
お財布と相談してみるか、と鞄の中を探し始めたら
デスクに置いていたスマホが鳴った。
『ちょっとごめんね』
「全然」
電話が鳴り止む前に、と急いで出る。
“ お疲れ ”
『お疲れ様。どうしたの？』
“ ん、いや、仕事終わったかなーと思って ”
『ふふ、終わったよ。蓮くんも？』
“ 終わった。明日休み？”
『明日は土曜日だしお休みだよ』
“ 今日おれん家来て飯作ってよ ”
『いいけど、急だね？』
“ なんか昼間に会ったらさ、抱きしめたくなった ”
電話越しにとんでもないことを言い出すから
思わずスマホを落としそうになった。
『わ、わかったから…！』
“ ふは、照れてるでしょ(笑)
おれの彼女かわいいわ、ほんと ”
『っ、もういいって！』
“ はは、ごめんごめん(笑)
じゃあAの会社まで迎え行くから降りて待ってて ”
一方的に電話が切られ、
バクバクの心臓を落ち着かせるように深呼吸をする。
「彼氏から？」
『うん。ごめん、今日飲みいけないや』
「全然いいよ。また今度行こうよ」
『そうだね。じゃあ下まで迎えきてくれるらしいからわたし行くね？お疲れ様』
「おう、お疲れ」
また月曜日にね、と手を振ってオフィスを出る。
エレベーターに乗って1階のボタンを押す。
途中に誰も乗ってこなかったからすぐに1階のエントランスに着いて、自動ドアを抜けると1台の車が会社の前に停まっていた。
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かおる(プロフ) - こんにちは、はじめまして、いつも楽しく拝見しています！リクエストなんですが、アイドル目黒蓮くんと、車椅子の年上女性との出会いから出産までの純愛のお話書いて頂けないでしょうか？もしよかったら、よろしくお願いします！ (6月12日 8時) (
レス) id: a992f1a60b (このIDを非表示/違反報告)
陽梨(プロフ) - arashi1999さん» よかったです！大好きって言ってくださってありがとうございます(><)すごく嬉しいです。最後までお付き合いよろしくお願いします！ (2020年10月26日 10時) (レス) id: 0e4d49a1ab (このIDを非表示/違反報告)
arashi1999(プロフ) - 読めました！この小説大好きなので更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2020年10月26日 1時) (レス) id: a329075756 (このIDを非表示/違反報告)
陽梨(プロフ) - arashi1999さん» 確認したところ全て公開出来てるようなので何度か試してみてください(><)それでも見れなければまたお伝えください！ (2020年10月26日 1時) (レス) id: 0e4d49a1ab (このIDを非表示/違反報告)
arashi1999(プロフ) - 1が下書き中になっていて、見れません(T_T) (2020年10月26日 1時) (レス) id: a329075756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽梨
| 作成日時：2020年10月26日 0時
