09 ページ10
.
だが、竈門禰豆子が不死川さんを襲うことは無く、
それを見たお館様は「 これで禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね 」とそう言った。
そして竈門兄妹は無罪ということで
竈門くんは隠の人達に連れていかれた。
.
まさかこれだけの為にわざわざ私を呼んだわけではないだろう。そう思いお館様が話し出すのを待つ。
産 「 さて、柱合会議の前にもうひとつあるんだ 」
小 「 それはAと関係が ?? 」
産 「 そうだよ小芭内。Aには柱として鬼殺隊を支えて欲しいと思っているんだ 」
『 …… 。』
…… 今までもこのような話がお館様から提案されてはいたが、その度に丁寧にお断りしていた。
そして最後に言われた時もいつも通り断り、それから3ヶ月ほどそのような話はされなかったので諦めたのだとばかり考えていたが…… 。
産 「 Aはどんなときも最小限に被害を抑えられる最善策を見極め、それを行動に移すことが出来る。
それは誰にでもできることではないんだよ。」
『 お館様。有難いお話ですが、柱にはなれません。
この先も考えは変わらないと思ってください。』
し「 A… 」
『 それでは失礼します 』
そう言って産屋敷邸を後にする。
本当は私だってお館様の望むことは極力叶えたい。
でも、柱になることだけはできない… 。
.
.
どうして私がこんなにも柱を拒むのか。
それは私の過去が強く関係していた。
.
______ 今から約11年ほど前
母 「 それじゃあ買い物に行ってくるから、
�� 3人 �瓩箸眞舂匹�しててね 」
そう言って買い物に出ていくお母さん。
私の家庭はごく一般的な家庭だった。父と母、
そして姉2人の5人家族。私は3人姉妹の末っ子。
この時、1番上の姉は10歳、もう1人の姉は7歳。
そして私は6歳だった。1つ上の姉とは、
歳が近かったのもあり喧嘩が絶えなかった。
『 うわぁぁん !!�� しのぶ姉さん �瓩�怒った〜 !!! 』
し 「 だってAが犬を近づけようとするから !! 」
カ 「 あらあら、喧嘩はダメよ ?? 」
『 うぅ〜 … ｯ�� カナエ姉さん �瓠� !!! 』
こんなことは日常茶判事だった。
お母さんに「 仲良くしてるのよ 」と言われ、
数分も経たないうちにこれである。
でもこんな平和な日常がすごく幸せだった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天霧(プロフ) - とても面白いです。続きが気になります。更新頑張ってください。応援してます！ (2021年9月27日 21時) (
レス) @page23 id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あさぎり。 | 作成日時：2020年5月17日 0時
