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「なにしてんだよ」
「……………誰？私は今生きるきが無いの。死なせてよ…！」
白い髪でイケメンな、男が来た。見た目は、"俺"と同じくらいの年…
「勝手に死ぬなよ。お前は利用価値が高い。」
また、俺の力しか見てないんだ……誰も"俺"を見てくれない…
「お前。来久瑠Aだろ。お前の術式は…黒白天下か…なるほど…
それを目的にした非術師が来るのね〜。ねぇA。変なキモいやつに襲われてない？」
急にA呼びかよ…？速く死にたいんだよ……こっちは…答えて死のう……
「あぁ。変なウジャウジャがよく来るな。俺の力で祓ってるけどな…」
「なるほどなぁー。ってか、お前男か？こっちは速く任務終わらせたいんだよ…お前の心情保護も任務の内だから速く教えてくれない…？」
「くそっ…！どいつもこいつも俺の事情にズタズタ土足で入ってくんなよ…！！何が任務だ…！！死ぬのを止めてでも話を聞いたら…速く？任務
？誰も俺のこと見てくれないじゃないか！？」
俺は彼奴のことを無視して、フェンスに足をかけた……
「ありがとう…お父さん…お母さん…ごめんなさい…俺が弱くて…」
「お、おい！？まて！？」
彼奴の声が聞こえたが俺は気にとめなかった。ただひたすらお母さんとお父さんを守れなかった自分が嫌だった……今すぐ"そっち"に行くからね…
ﾄﾞｶﾞｯ
そこで俺の記憶を手放した…
「どいつもこいつも俺の仕事を増やして……」
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次で過去編終わりかな？？
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作者名：東雲すみれ | 作成日時：2022年11月20日 17時
