青葉城西へ ページ29
次の日の放課後
ASide
あたしは、青葉城西に来ていた。
校門のところで待っていると、
？ 「ん？高瀬？」
A 「・・・あ！岩泉さん！」
岩泉 「久しぶりだな。何してんだ？」
A 「あ、及川さんを待ってて・・・
もう帰っちゃいましたかね」
岩泉 「及川？
いや、まだ教室だと思うけど・・・
なんでだ？」
A 「えっと・・・ちょっと話したくて」
岩泉 「・・・そうか。
じゃあ高瀬が来てるって
ラインしといてやるよ」
A 「あ、ありがとうございます」
岩泉 「・・・あのよ」
A 「はい」
岩泉 「この前、
及川のボゲが合宿に行ったのも、
お前に会いに駅に行ったのも、
全部あいつが勝手にやったことだ」
A 「え・・・」
岩泉 「だからお前は、
必要以上に気にすんな」
A 「・・・」
岩泉 「ムカつくけど、あいつモテるし。
大丈夫だよ」
ポン
そう言って、
岩泉さんは頭をポンッを叩いてくれた。
A 「ありがとう、ございます」
岩泉 「いや。じゃ、俺帰るから」
A 「はい、お疲れ様です。」
・・・
及川Side
教室で女の子達と喋っていると、
岩ちゃんからラインが来た。
Aちゃんが
俺に用があって校門のところで待ってるって。
及川 「(・・・)
みんな、俺用事出来たから帰るね〜」
女の子 「え〜！
せっかく部活引退して
放課後時間あるのに〜」
及川 「また今度ね〜」
・・・
俺はAちゃんに会いに外に出る
すると、校門には
烏野の制服を着て待っている彼女の姿が。
及川 (ああ、いいな)
これから振られるんだとしても、
何度も想像した
彼女が俺を待っていてくれる姿を
実際に見れたこと。
A 「お疲れ様です」
及川 「やっほ〜Aちゃん！
俺に会いに来てくれるなんて、嬉しいな〜」
A 「急に来てすみません・・・
ちょっと、お話、いいですか？」
及川 「・・・もちろんだよ」
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作者名：Rin
| 作成日時：2019年11月19日 20時
