【HQ】太陽の仮面４【影山飛雄】 (ページ25)

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影山と彼女１８ページ25

ASide

影山くんは、
あたしの左手を握ったまま
こっちを向いた。

彼は、バレーしてる時みたいな、
真剣な顔をしていて、

心臓が、煩く鳴る。

・

・

・

影山「A」

A 「は、はい」

影山「・・・・・・ーーー好きだ」

A 「え・・・」

影山「俺は、Aが好きだ！」

A 「！////////」

影山「・・・本当は、
日本一になってからって、
思ってたんだけど。
でも、ただのチームメイトのままじゃ、
Aを他の奴に渡したくなくても
何も言えねぇから！」

A 「・・・・・・・」

影山「へ、返事とかは、
別にいまじゃなくてもいい。」

A 「・・・」

影山「・・・・・・・。
じゃあ、送って・・・」

A 「あ、あの」

影山「！」

A 「あたし・・・
今まで好きな人とか、
出来たこと無くて・・・」

影山「・・・ああ」

A 「でも、
影山くんと一緒にいると楽しいし、
手、繋いでもらえるの、
安心する」

影山「・・・」

A 「さっき、駅まで来てくれたの、
すごい嬉しかった。」

影山「A・・・」

A 「・・・あたしも、影山くんが好き」

影山「！」

そう言った瞬間、
あたしの手は引っ張られて、

A 「！！」

影山くんの腕の中に閉じ込められた。