【HQ】太陽の仮面４【影山飛雄】 (ページ3)

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合宿四日目　久しぶりページ3

ASide

最終日の明日に備えて、

片づけの後宿舎の戻る途中

？「Aちゃ～ん！」

A 「及川さん」

及川「やっとゆっくり話せるね～！
元気だった？」

A 「はい。及川さんも
調子よさそうですね」

及川「Aちゃんが見ててくれたからね！
でもAちゃんが来てるって知ったの、
昨日でさ～。
もしわかってたら、初日から来たのに～」

A 「またまた～
あたしはただのマネージャーですよ？」

及川「ただのマネージャーね～・・・、
そう言えば、飛雄はやっぱりユースなの？」

A 「はい、そうです。
頑張ってるかなぁ、影山くん」

及川「(・・・)そっか～。
よし！じゃ、連絡してみよう」

A 「え！？」

プルル、プルル、

・

・

・

影山Side

宿舎に帰り、スマホが鳴ってるので確認すると

及川さんの名前

影山「(なんだ？)はい」

及川『お、出た。
飛雄ちゃ～ん、元気でやってる？』

影山「及川さん、どうしたんですか？」

及川『いま俺、どこにいると思う？』

影山「(全然質問に答えねー)さぁ・・・」

及川『実はね！
宮城の一年合宿に来ててさ、
Aちゃんと一つ屋根の下♪』

影山「！！！」

及川『あ、羨ましい？
お前がいない間に、
俺がAちゃんをもらお～と・・・』

A 『あ、影山くん、出たんですか？』

影山「A！？」

及川さんのスマホを覗きこむAが画面に映る。

何日か見てないだけだが、懐かしく感じた。

A 『あ、影山くん～無事に着いてよかったね』

影山「お、おう」

A 『？またすごい眉間のシワだねぇ～
合宿大変？』

影山「(ユースの選手に
おりこうさんって言われたことが
気になってるとは、
及川さんには聞かれたくねぇ)
いや・・・刺激になる」

A 『そっか～頑張ってね。
こっちもいろいろあったんだけど・・・
戻ったら話すね～』

及川『ちょっとAちゃん、
そんなに飛雄と仲良さげにしないでよ！』

A 『え？あはは・・・
じゃあ、あたしは先に戻ります。
影山くん、頑張ってね』

影山「あ・・・」

及川『待ってAちゃん、俺も～』

プッ・・・

電話が切れた。

及川さんと一緒にAが・・・

いや、明後日には会えるんだし。

俺はその及川さんを思考から振り払い、
ベッドに入った。

それは、帰ってからAに聞こうと決めて。