【HQ】太陽の仮面４【影山飛雄】 (ページ34)

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違う人ページ34

月島Side

一昨日の朝練、

Aと影山の様子は違った。

あれからテスト期間になって部活は無いけど

月島 (うまく、いったんだね)

僕は昼休み、一人になりたくて

山口の目を盗み、

中庭に出て弁当を食べていた。

そんな時に限って

？「月島くん・・・？」

月島 (なんで来るかな。君は。)

Aがいた。

・

・

・

月島「何、どうしたの」

A 「あ、ちょっと外の空気を吸いに・・・」

月島「そう」

A 「・・・月島くんはここでお弁当？
山口君は？」

月島「別に、いつも一緒って訳じゃないし」

A 「そっか・・・」

月島「・・・付き合えたんだね。影山と」

A 「！・・・うん///」

月島「・・・よかったね。
わかったんだ、他の人と『違う人』。
大分遅かったけど。」

A 「・・・・・・・・うん」

月島「？」

A 「あたしって、そんなにわかりやすい？」

月島「・・・まぁね」

A 「そっか・・・」

月島「まぁ、別にいいんじゃない？
誰も困らないし」

A 「・・・そう、だね」

月島「・・・。じゃ、僕もう戻るから」

A 「あ、うん」

そう言ったAをおいて、

僕は戻る。

・

・

・

『あたしってそんなに、わかりやすい？』

そう聞いてきたA

・・・。

月島 (わかりやすいよ。僕にとっては)

それはね、

君は僕にとっての

『特別な人』だから。

月島 (・・・一生君には、)

気付かせないけどね。