【HQ】太陽の仮面４【影山飛雄】 (ページ23)

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影山と彼女１６ページ23

及川Side

A 「///」

泣きそうな顔のまま、
頬を赤くするAちゃん

及川 (はぁ・・・)

本当、可愛くて困る。

でも、

Aちゃんが自分の気持ちを自覚したから、
俺は帰る事にする

及川「じゃあ、俺、帰・・・」

？「及川さん！！」

・・・本当にウザいタイミングで、
飛雄が走ってきた。

及川「・・・おっそ」

影山「！なんで、A泣かせてんだよ！」

飛雄はAちゃんの泣きそうな顔を見て、

俺の胸ぐらを掴んでそう言った。

A 「！影山くん、及川さんは・・・」

影山「お前は黙ってろ！」

及川「放せ飛雄。
・・・お前さ、少しは自分の胸に手あてて、
考えてみたら」

影山「はぁ！？」

及川「じゃあねー、Aちゃん」

俺は飛雄の手を払い、

二人を残して帰路についた。

・

・

・

及川side

Aちゃんの気持ちは、
あの時からわかってた。

でも飛雄はバカで、
Aちゃんも相当鈍そうだから、
もしかしたら手に入るかと思ったけど

この間の合宿で、
飛雄と電話で話すAちゃんの笑顔は、

本当に綺麗だったから。

『お前はきっと、一生幸せになれねーよ』

及川「はは・・・。・・・ホントだね、岩ちゃん」