【HQ】太陽の仮面４【影山飛雄】 (ページ21)

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影山と彼女１４ページ21

影山Side

伊達工との試合の後

Aを送って、

Aが乗る電車の駅に着くと、

そこには何故か及川さんが待っていた。

及川「ん？なーんだ、飛雄も一緒か。
まぁいいや。
お前の家、向こうだろ？
さっさと行け。
Aちゃんは俺が送って行くから」

及川さんがシッシッと手をやって来る。

A 「え、な、なんで・・・？」

影山「お、及川さんの家だって、
電車なんか乗らないじゃないですか！」

及川「だから？
俺がAちゃんといたいんだから、
別にいいだろ。
さ、行こう、Aちゃん」

及川さんが、Aの手を握って歩き出す。

A 「だ、大丈夫ですから！
お金もかかるし・・・」

及川「いいからいいから♪」

影山「及川さん！」

及川「うるさいよ飛雄。
お前はAちゃんの
『ただのチームメイト』だろ。
人の恋時に首突っ込むな」

影山「っ！」

及川 (ここで何も言い返せないなら、
それまでだよ)

A 「・・・」

及川「じゃあAちゃん。行こう？」

A 「あ・・・」

及川さんはAの手を引っ張り、
駅へと歩いて行った。