学生の本分 ページ10
ASide
次の日から本格的にマネージャーの仕事をした。
結構やることが多いけど、
皆がバレーをするのを見るのは楽しかった。
その日の練習が終わるかと言う頃、
昨日はいなかった顧問の先生がやってきた。
そしてみんなを集めて、神妙な顔で先生が言ったこととは・・・
武田 「来月になったら、期末テストあるの、わかるよね?」
A (・・・・。)
皆と見ると、
田中先輩、西谷先輩、影山くん、日向くんが目をそらした。
A (勉強、苦手なのかな)
何でもテストで赤点を取って補修になると、
今予定している東京合宿に参加できなくなるらしい。
A (あたしも転校してきたばかりで、
テスト範囲わかんないしなぁ)
菅原 「大丈夫だよ日向、赤点なんてそうそう・・・」
日向 「菅原さん!俺高校に入ってから60点満点の小テスト、
2ケタ以上の点数ほとんど取ったことないですけど、
大丈夫ですか!?」
菅原 「えっ・・・」
澤村 「狼狽えるな!!テストまでまだ時間はあるんだ!
今から努力すれば赤点は免れる!!
みんなで協力して、全員で東京合宿に行くぞ!」
A 「あ、あたしも一緒に勉強させてもらっていいですか?
前の学校の進み方が違ったら、勉強しないとですし・・・」
武田 「そうだね・・・
うちは転校生だからって甘くするようなことは無いから・・・
高瀬さんも一緒にがんばって貰わないとね」
A 「はい!頑張ります!」
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作者名:Rin | 作成日時:2019年9月24日 19時