【HQ】太陽の仮面１【影山飛雄】 (ページ8)

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ナイスパスページ8

ASide

清水先輩と並んで、みんなの練習を見る。

A (おー・・・)

女子校だったあたしは、
男子の練習を間近で見るのは初めてだけど、

なかなか個性的なメンバーがそろってて、
面白いチーム。

それに、

A (すっごいじゃん！影山くん！)

授業中の彼とは全く違う雰囲気で、

チームメイトから頭一つ抜きでたプレイをする彼を見て、

わくわくした。

A (男子バレーって、こんなレベル高いんだぁ)

清水「高瀬さん、どう？うちのチーム」

A 「皆さん個性的で、素敵なチームですね！」

清水「それじゃあ・・・」

A 「どこまでお役に立てるかわかりませんが、
私でよければやらせてください！マネージャー！」

清水「！本当！？ありがとう！！！そしたら・・・」

バン！！

日向「危ない！！」

清水「え・・・」

ブロックをかすめたスパイクボールが、
勢いそのままにこっちに向かって飛んで来た。

あたしはとっさにそれを、アンダーで受け、

セッターの菅原先輩の位置に返す。

影山「！」

菅原「え・・・」

清水「た、高瀬さん・・・？」

A 「お～、ナイスパス♪」

西谷「す・・・スゲーな高瀬！
ナイスレシーブ！！」

A 「わ～西谷先輩に褒められた～！
ありがとうございまーす！！」

・・・

影山Side

東峰さんの渾身のスパイクボールが、

日向のブロックを吹っ飛ばした。

そのスピードボールを咄嗟に受けて、
しかも完璧にセッターの真上に・・・

影山 (なんだ・・・あいつ)

明らかに経験者

でも、じゃあなんで・・・

影山「何でバレー・・・やんねぇんだ」