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影山と彼女2 真っ直ぐ ページ34

合宿一日目の夜


ASide


どうにか日向くんと影山くんは合宿に来れて、


最後のゲームは勝つことが出来た。


でも、二人が来るまでにやったゲームは全敗


もし日向くんの速攻に相手が慣れたら・・・


囮の意味を成さずにに総崩れ。


A (せめて日向くんが
コースの打ち分けとか出来たらなぁ・・・)


て言うか、目をつぶって打ってること自体が
おかしいんだけど。


それやってるうちはなぁ・・・






そんな事を思っていると・・・


A 「あ、影山くん」


影山 「!・・・高瀬」


お風呂上りにぐんぐんヨーグルを飲んでいる
影山くんに会った。


・・・


何となく、隣に座る


影山 「・・・今日は、どうも。
兄貴呼んでくれて」


A 「ああ〜もともと休みだったし、
お兄ちゃんドライブ好きだから。
でもごめんね、
なんだか走らせることになって。」


影山 「いや、あんなのは別にいい。
もともと宮城から走るつもりだったし」


A 「あのねぇ・・・(変な人)」


影山 「ここは、スゲェ。
すごい選手がたくさんいる」


A 「だねぇ。」


影山 「だから、感謝してる。」


A 「お兄ちゃんに?」


影山 「それもある。でも高瀬にも。
俺だけじゃ、もっとたくさん赤点取って、
多分来れなかった」


A 「・・・そっか。役に立ててよかったよ」


影山 「来れた分、絶対に上手くなる」


A 「・・・」


影山 「?なんだよ」


A 「影山くんって、本当に真っ直ぐだよね」


影山 「はぁ?バカにしてんのか!?」


A 「いやいや、褒めてる。
普通もっと取り繕ったり嘘ついたりするのに、
すごいねぇ。
(特にセッターは、
周りを気持ちよく動かしてなんぼ、
なポジションなのに)」


影山 「・・・?」


A 「・・・さて、そろそろ寝よっかな。
また明日ねー」


影山 「・・・おう」


・・・


A (あたしのプレイはどっちかって言うと、


・・・孤爪さんよりだからな)

変化→←意地悪



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作者名:Rin | 作成日時:2019年9月24日 19時

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