主役は ページ32
ASide
影山くんと日向くんを欠いた合宿では、
烏野は試合に負け越し、
調子を出せずにいた。
A (お兄ちゃん・・・まだかな〜)
そろそろ本日の練習が終わろうとするその時、
バン!!!
A 「!」
大地 「!!」
勢いよく体育館のドアが開き、
そこに立っていたのは、
日向 「遅れてすんませんでした!」
西谷 「翔陽!!!」
黒尾 「主役は遅れて登場ってか?
腹立つわ〜〜〜」
日向くんの姿だった。
って・・・あれ?
田中 「おい日向!影山は!?」
日向 「最初はいたんですけど・・・
俺が起きたら車に乗ってなくて・・・」
西谷 「はぁ!?」
A 「ちょっとお兄ちゃん!?」
猛 「ムカついたから、途中で降ろしてきた」
A 「な、何言ってんのよ!!途中って!?」
猛 「そんな遠くじゃねーって、
そのうち来んだろ〜」
あたしがお兄ちゃんに詰め寄って騒いでいると、
? 「ちわー・・・す!!!!」
全員 「「「「!!!!!」」」」
猛 「!!!?」
澤村 「影山!」
A 「影山くん!」
影山 「遅れて・・・すんませんした!!!」
息を切らせながら、影山くんは皆に頭を下げた。
・・・
ASide
あたしは影山くんに駆けより、タオルを渡す。
A 「ちょっと大丈夫!?
すごい汗・・・
ごめんね、うちのお兄ちゃんが・・・」
影山 「いや・・・」
A 「・・・?」
影山 「これくらいは本気だって・・・見せねーと」
A 「は?」
猛 「・・・」
そういうと影山くんは、体育館に入って行った。
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作者名:Rin | 作成日時:2019年9月24日 19時