番外編 仙道と彼女１９ 夢？ ページ46
仙道Side
・・・夢か？
うちにAがいる・・・
ぼーっとしていると、Aがお粥を持って来てくれた。
A 「起きられます？」
俺の背中を支えて、起こしてくれる。
仙道 「ありがとう」
A 「熱いかな・・・気を付けて食べてくださいね」
Aはレンゲでお粥をすくうと、
冷まして俺に食べさせてくれた。
仙道 (すごい幸せだなぁ。夢だったら、やだな)
A 「先輩？」
その後は、頭がぼーっとしてよく覚えていない。
多分、寝かせてもらった。
・・・
ASide
先輩にお粥を食べさせたあと、
薬を飲んでもらった。
本当に熱で意識がはっきりしていないのか、
焦点があっていないみたい。
A (明日になっても熱が下がらなかったら
病院に連れて行こう)
先輩は急に立ちあがろうとして、
A 「あっ先輩！」
ダン！
バランスを崩して倒れた。
A 「たた・・・っ！///////////」
あたしは先輩をとっさに支えようとしたけど
さすがにあたしの力では無理で、
先輩が床であたしの上に乗るような恰好になってしまった。
A 「せ・・・先輩？」
先輩は暫くあたしの顔を見つめ
そして・・・
A 「せ、先輩！？・・・っ」
頬や首筋にキスをされる
先日和樹さんに言われたことを思い出す。
『あんまり我慢させんなよ〜』
A (//////////い、いや・・・でも今はさすがに・・・)
A 「せ！先輩！」
あたしは力を込めて先輩を起こす！
仙道 「・・・・・」
A 「そ、そういうのは・・・風邪が治ったら・・・/////////」
仙道 「・・・」
先輩には聞こえているのか聞こえていないのかわからないけど、
お手洗いに行った後ベッドに倒れるようにして寝た。
A 「/////////・・・・寝ぼけてた・・・んだよね？」
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作者名：Rin
| 作成日時：2019年2月10日 16時
