睡眠王 ページ4
ASide
・・・なるほどねぇ。
先生 「こらぁ、流川!起きんか!!!!」
流川 「zzzzzz」
まーた寝てるよ。
流川くんに出会った次の日、
教室に行くと流川くんは確かにいた。
いたけど・・・
流川 「zzzzzz」
今日一日、
寝てるか、サボってどこかに行ってるか、
の、どっちかだった。
だから挨拶すら、する機会が無い。
まぁ、元気に?寝てるし、
怪我は大丈夫そうね。
A (でも、これじゃあ覚えられないはずだわ)
きっとクラスの自己紹介の時すらも
サボっていたんだろう
・・・
加奈子 「ねぇ、また流川くん寝てるね。
先生怒ってるよ〜」
A 「うん、逆によくあんなに寝れるよね」
彼女は加奈子。入学してから仲良くなった。
加奈子 「でも、背も高いしかっこよくない?」
A 「そう?」
加奈子 「そう?って、Aタイプじゃないの?」
A 「タイプ・・・?
(血だらけのとこと寝てるとこしか見てないから何とも・・・)」
加奈子 「Aって彼氏いる?」
A 「うん。いるよ」
加奈子 「へ〜?どんな人!?」
A 「どんな・・・まぁ、すごい優しい人かな」
加奈子 「いいなぁ!!あたしの彼なんてさぁ・・・」
と、女子高生っぽい話をする中で
流川君の話題は忘れていった。
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作者名:Rin | 作成日時:2019年2月10日 16時