三井襲撃事件２ ページ29
ASide
A 「膝を壊して・・・バスケ部から去った・・・」
その気持ちは、あたしには痛いほどわかる。
流川 「・・・」
そして・・・
安西先生がやってきて、
彼が絞り出した言葉は・・・
三井 「安西先生・・・バスケが、したいです・・・」
重かった。
・・・
そのあと、この事件が他の先生たちに見つかってしまったが、
水戸くんたちが責任をかぶってくれて
バスケ部は救われた。
・・・
ASide
そのあと、みんなの怪我の手当をして、
あたし達は全員で体育館の掃除をした。
A 「流川くんは帰ったら？かなり出血してたよ？」
流川 「別になんてことねー」
A 「・・・意外に短気なんだから。
そういや最初に会った時も血まみれだったもんね」
流川 「顔・・・平気か」
流川君がシップを貼ってある頬をみて言う
A 「え？あぁ別に、こんなの平気だよ」
流川 「喧嘩の間に入ってくるなんて、
無茶すんな。女のくせに」
A 「・・・心配してくれたの？」
流川 「・・・お前が怪我したら、1on1出来ねー」
A 「あーそういうことね」
流川 「？」
A 「ありがとー」
・・・
和樹Side
和樹 「なー彩子、
流川ってAが殴られたのにムカついて手を出したよな」
彩子 「やっぱりそう思う？あの子にもそんな感情あったのね」
和樹 「でもAはなぁ・・・」
彩子 「無理よねぇ・・・」
和樹 「A、彰大好きだからな」
彩子 「こないだ見てて分かったわよ」
和樹 「そしてそれ以上に、彰はAに惚れてるから」
彩子 「も〜お腹いっぱいだわ」
諦めろ流川。お前じゃあいつに勝てない。
あいつは、Aが怪我をした時に支え続けたやつなんだ。
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作者名：Rin
| 作成日時：2019年2月10日 16時
