三井襲撃事件１ ページ28
彩子Side
リョータも戻って来て、さぁこれからだと思った矢先・・・
事件は起こった。
リョータが喧嘩して入院させていた三井って人が、
不良仲間を連れてバスケ部を潰しに来た。
勇気を出して、帰ってくれるように言ったヤッちゃんが殴られ、
血を流して倒れた。
A 「安田さん！！」
宮城 「ヤス！」
すると、Aが三井の目の前に立った。
A 「あの・・・」
宮城 「おい、Aちゃんどいてろ！」
A 「お願いします
・・・ここはバスケをする所です。
帰ってください」
流川 「―――」
桜木 「A！」
三井 「へぇ・・・いい女だな。
だが、生意気な女は嫌いだぜ」
バシッ！
A 「きゃ！」
彩子 「A！！」
Aが殴られ、床に倒れた
・・・
流川 「・・・ゆるさん」
ドス！
竜 「お・・・ぐ・・」
流川 「どあほうが」
そして、ついに流川が手を出し、
体育館内での喧嘩がはじまってしまった。
・・・
A 「っ・・・」
彩子 「A、大丈夫！？なんて無茶するのよ・・・」
A 「彩子さん・・・でもこれ、止めさせないと・・・
バスケが出来なくなっちゃうよ・・・」
彩子 「A・・・」
ドサ！
木暮 「る、流川・・・」
流川が向こうの一番ガタイのいい奴に殴り飛ばされ、
気を失った。
A 「流川くん！・・・塩崎先輩・・・！宮城先輩！」
ASide
どうしよう・・・
皆が殴られてて、体育館の外からは先生たちの怒鳴り声。
もしこれがばれたら・・・
その時だった。
水戸 「正義の味方参上！！」
A 「水戸・・・くん」
彩子Side
よく桜木花道の練習を見に来ている不良の子達・・・
彼らが来てくれて、喧嘩は収まった
そこに、遅れてきた赤木先輩が来て、
とんでもない事実が分かった。
木暮 「三井は・・・バスケ部なんだ」
A 「え・・・」
なんとこの騒動の主犯、三井は、
中学神奈川MVP、赤木先輩と同じ全国制覇を夢に見た
バスケ部員だったのだ。
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作者名：Rin
| 作成日時：2019年2月10日 16時
