仙道と彼女１６ かっこよかったです ページ25
ASide
陵南戦後の夜、
ピピピピ
A 「はい」
仙道 『よう、A』
A 「先輩。今日はお疲れ様でした」
仙道 『湘北は、強くなったな』
A 「和樹さんからは、
一回戦負けのチームって聞いてたんですけど、
そんなことなさそうですよねぇ」
仙道 『ああ。まだまだ強くなるよ』
A 「ふふ。先輩楽しそう」
仙道 『そうか？』
A 「流川くんですか？
それとも・・・桜木くんですか？」
仙道 『・・・どっちもかな』
A 「どっちもですか。
・・・でも、まだまだ二人とも、先輩には敵いませんね」
仙道 『え？』
A 「先輩、この前よりまたうまくなってる。
今日寝坊したのは、昨日遅くまで練習してたからですか？」
仙道 『(・・・なんでAにはわかるのかな)いや？』
A 「そうですか」
仙道 『予選が楽しみだ。・・・そういえばA』
A 「はい？」
仙道 『宮城はまだ戻らないのか？』
A 「ああ、入院している先輩ですね・・・？
あたしもまだ会ったこと無いんです」
仙道 『そうか・・・去年対戦した時には、かなりいい選手だと思ったのに』
A 「そうなんですね・・・
(確かに安西先生もいいガードだって言ってたな)」
仙道 『まぁ、間に合わないならしょうがないか』
A 「・・・先輩」
仙道 『ん？』
A 「今日の先輩、かっこよかったです・・・」
仙道 『・・・ああ、ありがとう』
A 「//////////じゃあ、おやすみなさい」
仙道 『お休み』
仙道Side
かっこよかった・・・か
仙道 「明日からも頑張るか」
多分顔を赤くしながら言ってくれただろう
Aを思うと
自然に頬が緩んだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rin
| 作成日時：2019年2月10日 16時
