VS陵南4 やめさせるわけねーさ ページ22
仙道Side
後半に入ってからすぐのうちのタイムアウト
なかなかやるなぁ、湘北は。
あの10番はまだ出てこないみたいだが、
田岡 「なにをしとるかお前ら!!!
湘北相手になんてザマだ!!
お前らは県下ベスト4!
今年は優勝するチームなんだぞ!
魚住!赤木にもう17点も許してるぞ!
今年もあいつに負けるのか!?」
魚住 「いえ!!絶対に勝ちます!!」
田岡 「いいか!
湘北にここまで追い詰められていること自体恥だと思え!
1年坊主にやられて恥ずかしくないのか!?
いいか!後半だけで30点開けるんだ!いいな!!?」
陵南メンバー 「「はい!!」」
いつもの先生の怒鳴り声を聞き流しながら、
檸檬を食べる
田岡 「聞いとるのか仙道!!」
仙道 「イヤ、でも湘北はそんなに弱くないっすよ。
センター赤木の存在だけでも
ベスト8くらいの力はあると思うけど・・・
だからちっとも恥じゃない」
田岡 「バカもんがぁ!!!
エースがそんなことでどうするか!!!
いいか!ここからはマンツーマンで行く!
魚住は赤木、仙道は流川を徹底マークだ!
あの二人を止めてしまえば湘北の攻め手はない!
わかったな!」
やれやれ・・・ん?
うちのベンチの裏に、湘北の10番が隠れていた。
越野 「なんだお前!ふざけてんのか!?」
桜木 「湘北はゴリと流川だけじゃねーんだ!
ざけんなよジジイ!!」
越野 「てめえ・・・なんて口のきき方だ!!
先生に向かって少しは礼儀をわきまえろ!!」
桜木 「ぬ・・・」
仙道 「はっはっは!!!うん、うん」
桜木 「なに笑ってやがるセンド―!
てめーは俺が倒すっつったのを忘れたか?あ?」
仙道 「ああ、覚えてるぜ」
? 「この・・・」
赤木 「バカたれが!!!!」
バキィ!!!
木暮 「今だ!みんなで桜木を取り押さえろ!」
桜木 「ってぇ!!!こらぁ!何すんだてめーら!!!」
赤木 「すまんな仙道」
仙道 「いや・・・」
赤木さんが10番を殴って連れ戻して行った。
赤木 「田岡先生。大変失礼しました。」
田岡 「まぁいいが、赤木君、
あの男は止めさせた方が部の為だと思うぞ」
赤木 「はぁ・・・・」
仙道 「やめさせるわけねーさ・・・」
面白い奴だ。Aをバスケ部に入れさせただけある。
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作者名:Rin | 作成日時:2019年2月10日 16時