陵南戦前日 ページ18
ASide
A 「よっし、桜木くん、5本に4本はレイアップ入るようになって来たね！」
桜木 「おう！この天才桜木の力を持ってすれば当然よ！」
A 「あはは！その調子！」
桜木 「明日はいよいよこの天才のデビュー戦だしな！
なっはっは！！！！」
A 「陵南戦・・・か」
・・・
赤木 「おいA！ちょっといいか？」
A 「はい！どうしましたか？」
赤木 「どうだ、桜木のやつ」
A 「かなり上達してますよ？
もともとスタミナはありますし。
明日出してあげるんですか？」
赤木 「それなんだがな、・・・ルールの方はどうだ？」
A 「一応教えてはいますが、いまいち・・・。
まぁ桜木くんの場合、
実戦で慣れさせるのもありだとは思います」
赤木 「そうか・・・」
A 「あの、確か陵南って、
大きいセンターがいませんでしたっけ？」
赤木 「ああ、魚住だな。よく知ってるじゃないか」
A 「去年仙道先輩の試合を見に行ったときに見たので、
覚えてたんです。
あの高さがゴール下にいると、
リバウンドが大変ですよね？」
赤木 「俺は負けるつもりはないがな」
A 「赤木先輩もそうですけど、
桜木くんにリバウンド教えるのはどう思います？」
赤木 「桜木に？」
A 「ジャンプ力はかなりありますし・・・」
？ 「それはいいですね」
赤木 「安西先生！」
安西 「赤木君、教えてあげなさい。」
赤木 「は、はい！」
安西 「高瀬君、君も今みたいに意見があったらどんどん言ってください」
A 「は、はい・・・」
こうして部活後、あたしと赤木先輩で、
桜木くんにリバウンドを教えた。
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作者名：Rin
| 作成日時：2019年2月10日 16時
