晴子ちゃん ページ17
ASide
晴子 「桜木くん！ファイト！」
桜木 「は、晴子さん！」
赤木 「よそ見するな桜木！」
・・・
今声をかけていたのは、
赤木晴子ちゃん。
あたしと同じ一年で、赤木先輩の妹。
よく練習を見に来ている。
お互い顔は知ってるけど、きちんと話したことは無かったので、
休憩中、あたしは晴子ちゃんに話しかけてみた。
A 「こんにちは〜あたし、10組の高瀬Aです」
晴子 「あ、赤木晴子です。よろしくね」
A 「よろしく〜！
この間、桜木くんにレイアップ教えてくれたんだって？
めっちゃやる気出してたよ〜桜木くん」
晴子 「桜木くんって、本当に上達が速いわよね！
びっくりしちゃう！」
A 「ねぇ〜？見てて楽しいよね！」
晴子 「でも、Aちゃんの教え方もとっても上手だと思うわ！
分かりやすいし、丁寧だし」
A 「本当？嬉しいな」
晴子 「Aちゃんに教えてくれた先生も、
教え方が上手だったのかしら？」
A 「え・・・」
？ 「そりゃーあの彰が、つきっきりで教えてくれたもんなぁ」
A 「ちょっと和樹さん！」
晴子 「彰・・・？」
和樹 「こいつの彼氏ね。陵南の仙道彰」
晴子 「仙道さん！？仙道さんが彼氏なの？Aちゃん」
A 「う、うん・・・も〜和樹さん！」
和樹 「いいだろ？本当の事なんだから」
晴子 「すご〜い！
あの仙道さんに教えてもらってたなら、
うまくなるはずだわ！」
A 「まぁ、そうだねぇ・・・////////」
晴子 「でもよかった」
A 「え？」
晴子 「Aちゃん、流川くんと仲よさそうだから・・・」
A 「流川くんと？」
和樹 「晴子ちゃんは流川がお気に入りだもんな」
晴子 「や、やだ！先輩ってば・・・/////」
A 「仲いい？あたしと流川くんが？」
晴子 「そうよぅ！
あたしなんてまともにしゃべってもらえないもの」
A 「そうかなぁ・・・ただバスケ出来るからじゃない？
(あたしもちゃんとした会話はしてないと思うんだけど・・・)」
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作者名：Rin
| 作成日時：2019年2月10日 16時
