【SLAM DUNK】天才の憂鬱 中学生編【仙道彰】１

決勝リーグ観戦１　 ページ44

ASide


和樹 「Aー早くしろ！」


A 「待ってよー和樹さん！」


インターハイ出場をかけた決勝リーグ


仙道先輩の陵南は、海南に負けて0勝1敗


負ければ終わりの武里戦を迎えていた。


和樹さんの部活が急きょ休みになり、


あたしの部活は午後からだったため、


仙道先輩には内緒で、思い切って観に来た。


和樹 「あ、彰出てるぜ！」


A 「ほんとだ！一年なのにすごいねー」


和樹 「おーい彰ー！頑張れー！」


A 「先輩頑張って―！」


先輩はちらっとこっちを向いて、


目を見開いた後、少し笑った気がした。


A 「気づいたかな？」


和樹 「当たり前だろ〜！ほら！
彰ファンに負けないように応援しろ。A」


観客席には仙道先輩の名前を呼ぶ女の子達・・・


A 「先輩、相変わらず人気あるね」


和樹 「何言ってんだ、そんな彰の彼女だろ！」


A 「う、うーん・・・」


武里戦は、仙道先輩が一人で30点を取り、快勝だった。


全国に行けるかどうかは、明日の翔陽戦で決まる


・


・


・


試合の後、先輩は取材やらファンの女の子やらに囲まれている


和樹 「おー。すげぇな、」


A 「うーん。これは行けないかも・・・」


和樹 「えっ！？彰に会わないで帰んの！？」


A 「午後から部活なんだよ〜
そろそろ出ないと間に合わなくなっちゃう」


和樹 「そうか・・・。お前も最後の夏だもんな。
じゃあ彰に言っとくよ」


A 「うん、ごめんね和樹さん！今日ありがとう！」

決勝リーグ観戦２　会いたかったな→←残念会

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す