検索窓
今日:39 hit、昨日:25 hit、合計:164,193 hit

卒業式 ページ42

ASide


今日、先輩たちは卒業する。


部活の先輩たちを見送り、泣きすぎて目が真っ赤になった。


校門のところには、同じく後輩たちとの別れを終えた、


仙道先輩と和樹さんが立っていた。


A (先輩の彼女も、今日で卒業かぁ)


A 「先輩、和樹さん卒業おめでとうございます」


和樹 「Aー目真っ赤だな!」


A 「もー和樹さん、全然情緒ないね」


仙道 「はい、これAにあげるよ」


A 「ボタン?あー先輩ボタン一個も残ってないですね」


仙道 「むしり取られた」


和樹 「凄かったなー彰のファンの子達。Aがいるのに彰に群がって」


仙道 「お前は面白がって見てるだけだしな」


和樹 「なんだよーその第2ボタン俺が守ってやったんだろー?」


A 「第2ボタン・・・ありがとうございます」


和樹 「だからA〜俺にもお礼言ってよー」


A 「あはは。大事にします」


和樹 「ったく。彰、俺が言ったこと、覚えてるだろうな」


仙道 「あぁ、覚えてるぜ」


A 「なんですか?」


仙道 「ん?Aを泣かせないって」


A 「え////」


和樹 「一人暮らしで部活が忙しいからって、
寂しい思いさせんなよ!
お隣なんだから、俺にはすぐわかるんだからな!」


仙道 「わかってるって」


A 「(和樹さん、今でもあたしと先輩が付き合ってるの
嘘だって知らないから・・・)先輩・・・」


先輩があたしの頭にポンっと手を乗せる


仙道 「寂しくなったらいつでも連絡してきていいから。
休みがあったら帰ってくるし」


A 「・・・はい」


仙道 「それから・・・」


A 「?」


仙道 「この間みたいに告白されることがあったら、
ちゃんと俺と付き合ってるって言って断るんだぞ?」


A 「・・・///////」


この前の斉藤くんの事を思い出すと、顔が赤くなった。


あたしは、ただコクンと頷いた。


と同時に、嬉しいのか悲しいのかわからないけど、


涙が流れた。


和樹 「あ、Aを泣かせたな」


仙道 「おいおい、今のもか?」


A 「・・・あはは」


先輩が卒業しても、もう少し近い関係でいられるみたい・・・


よかった

残念会→←鈍い彼女2 作らねーよ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
149人がお気に入り
設定タグ:スラムダンク , SLAMDUNK , 仙道彰   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みみみ - 最近スラダンハマったので嬉しいです!今から読みます! (2019年12月22日 22時) (レス) id: b5f4c3c112 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - ななさん» コメントありがとうございます!よければ続編も読んでいただけると嬉しいです!(^ω^)よろしくおねがいします(^^) (2019年3月3日 19時) (レス) id: 8d84b10a72 (このIDを非表示/違反報告)
なな - とっても、おもしろいです!応援しています! (2019年3月3日 19時) (レス) id: a01a919125 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 石川さん» コメントいただき、ありがとうございます!頑張りますので、これからも読んでいただけると嬉しいです! (2019年2月10日 17時) (レス) id: 8d84b10a72 (このIDを非表示/違反報告)
石川 - 完結してください待ってます (2019年2月10日 17時) (レス) id: 79d2d7c3e3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Rin | 作成日時:2019年2月5日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。