雨の日の朝練 ページ5
ASide
それからも、雨の日は先輩と一緒に朝練をしてもらっていた。
仙道 「おはようAちゃん」
A 「先輩、おはようございます！」
仙道 「今日も元気だな」
A 「先輩、あたし和樹さんに聞いたんですけど、先輩ってかなり有名な選手だったんですね！でも・・・これだけ一生懸命練習してるんですものね！」
仙道 「いや、そんなこと無いよ」
・・・
A 「あ、そうだ先輩！ダンクって出来ますか？」
仙道 「ダンク？出来るよ」
A 「見せてもらえませんか！？」
仙道 「別にいいけど・・・じゃあ行くよ」
A 「お願いします！」
・・・
仙道Side
Aちゃんにダンクを頼まれたので、
軽く飛んで片手でダンクを決める。
A 「おーすごい！」
仙道 「カッコいい？」
A 「はいとっても！この辺で踏み切ってるんですね！後手は、こんな感じ？」
仙道 「何してるのAちゃん」
そうするとAちゃんは助走をつけて、思い切り飛び上がった・・・
仙道 「え？」
もう少しの高さでリングに届く、というところで
ボールがリングにぶつかって、
・・・落ちた。
ダァン！
仙道 「Aちゃん！」
A 「いたた・・・」
仙道 「大丈夫か！？」
A 「やっぱり高さが足りないかぁ」
仙道 「・・・Aちゃん、まさかダンクしたいの？」
A 「はい！もう少し飛べたらなぁ。出来そうなのに・・・」
仙道 「あ、あははは！」
A 「な、何ですか？」
仙道 「いや、まさか自分がやるためのお手本で頼まれたとは思わなかったから」
A 「え？他に何かあります？」
たまに、女の子にダンクを見せてって言われることはある。
でもそれは、ただかっこいいから見せてって言ってきているだけなわけで、
仙道 「(ほかの女の子たちとは、違うなぁ)踏み切る時はね、こうするといいよ」
A 「教えてくれるんですか！？」
仙道 「うん。今の感じを見ると、もしかしたら出来るようになるかもしれない」
A 「本当ですか！？」
仙道 「よかったら、雨が降らない日も来るよ」
A 「わー！ありがとうございます！」
無邪気に喜ぶ彼女を見て
今まで感じたことのない気持ちになった。
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みみみ - 最近スラダンハマったので嬉しいです！今から読みます！ (2019年12月22日 22時) (
レス) id: b5f4c3c112 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - ななさん» コメントありがとうございます！よければ続編も読んでいただけると嬉しいです！（＾ω＾）よろしくおねがいします(^^) (2019年3月3日 19時) (レス) id: 8d84b10a72 (このIDを非表示/違反報告)
なな - とっても、おもしろいです！応援しています！ (2019年3月3日 19時) (レス) id: a01a919125 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 石川さん» コメントいただき、ありがとうございます！頑張りますので、これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2019年2月10日 17時) (レス) id: 8d84b10a72 (このIDを非表示/違反報告)
石川 - 完結してください待ってます (2019年2月10日 17時) (レス) id: 79d2d7c3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin
| 作成日時：2019年2月5日 15時
