仙道と彼女8 結構さびしいかも ページ39
仙道Side
久しぶりに、Aを家まで送って行く。
仙道 「キャプテンには慣れて来たか?」
A 「全然ですよーみんなをまとめるなんて大変ですー」
仙道 「そうだよな。俺も苦労したよ」
A 「先輩も去年から大変そうでしたもんね」
仙道 「向いてなかったからな」
A 「そんなことないと思いますけど・・・
まぁ大変なものは大変ですよね」
・・・
仙道 「A、俺さ、陵南高校からスカウトされたんだ」
A 「陵南!?あの神奈川ベスト4の!?」
仙道 「そう」
A 「すごーい!おめでとうございます!」
ま、こんな反応だよな。
付き合ってる振りを初めてから一年半くらい。
だが別に、だからと言って二人の関係に進展があるわけじゃないし、
Aが俺の気持ちに気づくことも無い。
仙道 「ありがとう」
A 「でも陵南って鎌倉の方でしたっけ?通うんですか?」
仙道 「いや、一人暮らしだな」
A 「そっかー。寂しくなりますね」
仙道 「・・・・・・。本当?」
A 「本当って。そりゃそうですよー」
ASide
かれこれ一年以上一緒に帰ったり朝練したりして来たし。
先輩が卒業したら、もちろん寂しい。
それに家も出てしまうなら、本当に会う機会が無くなる。
A (あれ、でも仙道先輩が卒業したら、
この付き合ってる振りってする意味無くなる、よね。
それは、結構さみしいかも。)
仙道 「A?」
A 「あっ、なんですか?」
仙道 「なんか百面相してたね」
A 「えっ!顔に出てました!?」
仙道 「ははは。
まぁ、これで受験勉強しなくてよくなったし、
また明日からは部活に出るよ。勘取り戻さないとな」
A 「そうですね、強豪校の陵南ですもんね!」
仙道 「また明日から一緒に朝練するか?」
A 「本当ですか!?うれしいです!」
仙道 「じゃあ、明日からまた朝迎えに行くから」
A 「はい!」
まぁまだ卒業まで時間あるし、
今はこの時間を楽しもう。
・・・
仙道Side
Aはまだ俺のことを恋愛対象としては見ていないようだな
というか、恋愛って概念がこの子の中には無いのかもしれない。
仙道 (バスケのことしか考えてないしな)
だけど、寂しいと思うくらいには気にしてくれてる、か。
うーん。少し距離を置いてみるか
卒業は、いい機会かもしれない
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みみみ - 最近スラダンハマったので嬉しいです!今から読みます! (2019年12月22日 22時) (レス) id: b5f4c3c112 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - ななさん» コメントありがとうございます!よければ続編も読んでいただけると嬉しいです!(^ω^)よろしくおねがいします(^^) (2019年3月3日 19時) (レス) id: 8d84b10a72 (このIDを非表示/違反報告)
なな - とっても、おもしろいです!応援しています! (2019年3月3日 19時) (レス) id: a01a919125 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 石川さん» コメントいただき、ありがとうございます!頑張りますので、これからも読んでいただけると嬉しいです! (2019年2月10日 17時) (レス) id: 8d84b10a72 (このIDを非表示/違反報告)
石川 - 完結してください待ってます (2019年2月10日 17時) (レス) id: 79d2d7c3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin | 作成日時:2019年2月5日 15時