頼む ページ7
蔵馬Side
魔界へ行くと決めた数日後、
桑原くんが訪ねて来た。
桑 「本当にお前も行くのか・・・蔵馬」
蔵 「ああ。」
桑 「お前は、浦飯や飛影みてーにただ強くなりたいわけじゃねーんだろ?なんで・・・」
蔵 「黄泉・・・いや、躯や雷禅もだが、この前俺達が魔界に行ったことを知っている。
その上で使者を出してきた。黄泉は、昔の仲間である俺に。」
桑 「それにしたって・・・Aちゃんはどうすんだよ」
蔵 「黄泉は、思慮深く野心家だ・・・
俺だけては無く、あの時妖化していたAも共に連れてこいと言ってきた」
桑 「な・・・なんだって!?」
蔵 「俺は、彼女の力は暴走する恐れがあると言って、
ひとまずAの事は諦めさせた。
だが・・・あいつが俺の恋人だと知れば・・・
また必ず手に入れようとする。
俺を利用するために、彼女を傍に置くだろう」
桑 「お前・・・まさかAちゃんと」
蔵 「Aは・・・俺と共にいない方がいい・・・」
桑 「別れたってのか!?」
蔵 「・・・・・」
桑 「Aちゃんがどれだけお前の事が好きか・・・」
蔵 「これしか方法が無いんだ・・・黄泉の力は強大だ。
魔界を統一できるほどに・・・ほしいと言ったものは全て・・・手に入れる。
そうなれば彼女は、黄泉の元で利用されるだけの人生を送ることになる・・・」
桑 「蔵馬・・・」
蔵 「Aには・・・普通の幸せを手に入れてほしいんだ・・・」
隣りにいるのが俺でなくても
君が笑顔でいられるように
桑 「それじゃお前・・・お前が辛すぎんじゃねーかよ・・・」
蔵 「桑原君。Aを、頼みます。」
桑 「蔵馬・・・」
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Rai - コメント入り切れ無かったので続き。「あなたの小説読ませて下さい。」ですご迷惑すみませんでした。これからの作品頑張って下さい! (2020年9月12日 20時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
Rai - こんばんは、途中失礼します私昔からこの作品大好きでもしよかったら参加可能でしたら来て嬉しいですその他ジャンルもOKです「https://uranai.nosv.org/u.php/event/kouooue/」ですやり方は簡単、そのまま画面にペースト、通常検索など出て来ると思います。 (2020年9月12日 20時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 弥生さん» いつもいつもありがとうございます!読んでいてくださって嬉しいです!これからもよろしくお願いいたします。!(^^)! (2018年11月8日 16時) (レス) id: de90c77bc3 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 蒼い薔薇さん» そんな風に言っていただけて、とてもうれしいです!最後は・・・お楽しみにしていただけると嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。!(^^)! (2018年11月8日 16時) (レス) id: de90c77bc3 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - あぁ、涙腺が崩壊する...!!!続きが気になります( ´∀`) (2018年11月7日 23時) (レス) id: 6f48ec4925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin | 作成日時:2018年10月30日 10時