【幽遊白書】人間と妖怪の狭間【蔵馬】 ６

ミスグランプリ ページ48

幽助Side


小 『さあ！いよいよ第三位の発表です。
第三位は・・・なんと優勝候補筆頭！躯選手！！』


観客 「「「「「「わあああああああ！！！！！！」」」」」」


小 『そして第二位！闘神雷禅の旧友、棗(ナツメ)選手！！！』


煙鬼 「おおおおおお！！！！さすが棗だ！！！」


幽 「やったぜ・・・！」


酎 「おう！！」


蔵 「・・・・・？」


小 『さあ、栄えあるグランプリに輝いたのは！！！！？
・・・・人間界代表、高瀬A選手』


・・・


A 「嘘でしょ・・・」


陣 「すげーじゃねーかA！！」


酎 「この美貌だもんな〜納得だぜ！！」


A 「勘弁してよ・・・」


小 『さあご本人に登場していただきましょう！！！
A選手！壇上にお願いします！！
そこにいるのはわかっていますよ〜！！！！』


A 「う、うう・・・」


幽 「ほら！行って来いってA！！！」


A 「一生恨むよ・・・浦飯君・・・」


そう言ってAはすっげー嫌そうにステージに向かった。


・・・


小 『おめでとうございますA選手！！
今のお気持ちを率直にお聞かせください！！』


A 「こんなに人に殺意が芽生えたのは生まれて初めてです・・」


小 『なんと！！そんなに嬉しいと言う事なんですね！！
わたくしも暗黒武術会の時から感じていましたが、実にお美しい・・・！
ここで、観客の皆さんが気になっている質問をぶつけてみたいと思います！！！』


観客 「「「「「おおおおおおおおお！！！！」」」」」


小 『ずばり！今恋人はいますか！？』


A 「――――っ」


小 『この応えによっては、ファンの方々のやる気が全然違うと思いますので、
ぜひお答えください！！！』


A 「・・・・い、」


小 『い？？？』


A 「・・・・いま、せん」


小 『お聞きになりましたでしょうか皆さん！！
これはトーナメントで勝ち上がって！告白する大チャ―――ンス！！！
そしてこの照れた感じが、もうわたくし女ながら抱きしめたくなってしまいます！！！
それでは抽選も終わったようですのでこの辺で！
A選手！本当におめでとうございました〜〜〜〜！！！！！！！』


A 「///////////////////////////」


蔵馬Side


蔵 (恋人は・・・いない？)


飛 「・・・お前、まだグズグズしていたのか」


蔵 「！飛影・・・」


飛 「ふん・・」


すぐに飛影は去って行った

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