別れ １ ページ4
ASide
ある日の夜
蔵馬くんから電話が来た。
蔵 『A、会って直接話したいことがある』
A 「・・・分かった。どこに行けばいい？」
蔵 『今から、家に行ってもいいか』
A 「わかった、待ってるね」
・・・
要件は想像がついた
最近、よく妖怪の気配を感じてたから。
ご飯を準備して待っていると
玄関のチャイムが鳴った
A 「いらっしゃい。蔵馬くん」
蔵 「悪いな、遅くに。」
A 「ご飯もう食べた？」
蔵 「いや・・・」
A 「じゃあ、一緒に食べよう？」
・
・
・
蔵 「ごちそう様」
A 「お粗末さまでした。」
片付けようと立ち上がろうとすると
腕を掴まれる
蔵 「A・・・このまま、聞いてくれないか」
A 「うん。・・・わかった」
・
・
・
蔵馬Side
Aは賢い。
俺が何を言おうとしているか
もうわかっている
蔵 「俺は・・・魔界に行くことにした」
A 「・・・・。うん」
蔵 「今日、魔界の３大勢力の1人である黄泉から使いが来た。仲間になれと」
A 「・・・そっか。」
蔵 「黄泉は、かつて盗賊だった時の、俺の仲間だった」
A 「・・・そう、なんだ」
蔵 「そして・・・俺は黄泉を殺そうとした」
A 「え？」
蔵 「俺はあいつに刺客を差し向け、殺したつもりだった。だが、奴は生きていた」
A 「どう・・・して？」
蔵 「・・・使えないと思ったからだ。
当時俺は盗賊団の頭領で、あいつは二番手だった。
だが、あいつの浅はかさに嫌気がさして・・・殺そうとした
(あいつの無鉄砲さで、何人の仲間を失ったか・・・)」
A 「・・・・・」
蔵 「あいつは、自分を殺しに来た妖怪を捕らえたと言っていた。
十中八九、俺が差し向けたものだとわかっている。その上で、俺を呼んだ」
A 「それじゃ・・・・行くのは危険なんじゃ・・・」
蔵 「それでも行かなければならない。
行かなければ、あいつはどんな手段に出るか分からない。」
A 「・・・死ぬつもりなの？」
蔵 「・・・そうならないように、出来るだけのことはする」
A 「・・・」
蔵 「・・・・・・」
A 「あたしは・・・」
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Rai - コメント入り切れ無かったので続き。「あなたの小説読ませて下さい。」ですご迷惑すみませんでした。これからの作品頑張って下さい！ (2020年9月12日 20時) (
レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
Rai - こんばんは、途中失礼します私昔からこの作品大好きでもしよかったら参加可能でしたら来て嬉しいですその他ジャンルもOKです「https://uranai.nosv.org/u.php/event/kouooue/」ですやり方は簡単、そのまま画面にペースト、通常検索など出て来ると思います。 (2020年9月12日 20時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 弥生さん» いつもいつもありがとうございます！読んでいてくださって嬉しいです！これからもよろしくお願いいたします。!(^^)! (2018年11月8日 16時) (レス) id: de90c77bc3 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 蒼い薔薇さん» そんな風に言っていただけて、とてもうれしいです！最後は・・・お楽しみにしていただけると嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。!(^^)! (2018年11月8日 16時) (レス) id: de90c77bc3 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - あぁ、涙腺が崩壊する...!!!続きが気になります( ´∀`) (2018年11月7日 23時) (レス) id: 6f48ec4925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin
| 作成日時：2018年10月30日 10時
