【幽遊白書】人間と妖怪の狭間【蔵馬】 ６

勧誘 ページ3

蔵馬Side


蔵 (雨が強くなってきたな)


一人で夜道を歩いていると


３匹の妖怪が訪ねてきた。


蔵 「深夜の来客は歓迎しないな。要件次第では、あしらいが乱暴になるぜ」


妖怪 「黄泉様から言霊です」


蔵 「！？黄泉だと・・・！」


・・・


昔の戦友、黄泉から言霊が届いた


パリン・・・


壁にぶつけて割ると


黄泉の姿が映し出される


蔵 「黄泉・・・」


黄泉 『久しぶりだな蔵馬。会えて嬉しいよ。
と言っても、言霊では俺から一方的に話すだけだ。
早く会いたいよ。・・・先日魔界に来たな。
ずいぶん強くなっていて驚いた。だが俺も強くなった。
どれくらいかって？もうすぐ魔界を統一出来るほどだ。
お前に頼みがある。俺の国の参謀に加わり、俺の手助けをしてほしい。』


蔵 「・・・・・」


黄泉 『そうそう、俺の眼から光を奪った妖怪は、５００年ほど前に捕まえた。
今でも殺さずに飼ってある。お前にも是非会ってほしい。』


蔵 「っ・・・」


黄泉 『お前が魔界に来る際には、
お前と一緒に魔界に来ていた女の子も是非連れてきてくれ。
飛影は躯が、浦飯は雷禅陣営が取ろうという情報はすでに得ている。
いい返事を期待している』


・


・


・


くっ・・・


黄泉が・・・まさか・・・


俺だけでなくAまでも


俺と一緒にいることで、


彼女までも巻き込んでしまう


蔵 「・・・・・・・・・・Aっ」


雨が降る中・・・


夜の街で立ち尽くした

別れ　１→←決意

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