悲痛 ページ16
ASide
蔵馬くん達が魔界に行って半年
時々学校では蔵馬くんの妖気を感じる。
もちろん会うことはない
多分蔵馬くんもあたしに会わないように気を使っているんだと思う。
A 「ふぅ・・」
あたしは家で一人、机に向かっていた。
サイ 『A・・・大丈夫か』
A 「サイ・・・最近よく出てくるね」
サイ 『それだけ、お前の妖気が高まっているということだ』
A 「だよね・・・」
サイ 『・・・A、そんなに泣くな』
A 「ん?・・・ああ、ほんと。ダメだね・・・あたし」
サイ 『あの狐が一人で魔界に行ったのは・・・私の言ったことが原因かもしれん。
私が、お前を魔界に連れて行くなと言ったんだ』
A 「サイは、あたしの妖化を防ごうとしてくれたんでしょ?」
サイ 『だが・・・』
A 「あたし多分、次に魔界に行ったら妖怪になっちゃうんだよね?」
サイ 『・・・長くは、持たん。』
A 「そう・・・。」
サイ 『だから!あの狐はそれを考えて・・・』
A 「大丈夫だよサイ。ありがとう。・・・でも、もう、いいの」
サイ 『A・・・』
アクセサリーケースに入った桜のピアスを
箱に入れてタンスにしまう
サイ 『それは・・・』
A 「・・・さよなら」
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Rai - コメント入り切れ無かったので続き。「あなたの小説読ませて下さい。」ですご迷惑すみませんでした。これからの作品頑張って下さい! (2020年9月12日 20時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
Rai - こんばんは、途中失礼します私昔からこの作品大好きでもしよかったら参加可能でしたら来て嬉しいですその他ジャンルもOKです「https://uranai.nosv.org/u.php/event/kouooue/」ですやり方は簡単、そのまま画面にペースト、通常検索など出て来ると思います。 (2020年9月12日 20時) (レス) id: 882913bd82 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 弥生さん» いつもいつもありがとうございます!読んでいてくださって嬉しいです!これからもよろしくお願いいたします。!(^^)! (2018年11月8日 16時) (レス) id: de90c77bc3 (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 蒼い薔薇さん» そんな風に言っていただけて、とてもうれしいです!最後は・・・お楽しみにしていただけると嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。!(^^)! (2018年11月8日 16時) (レス) id: de90c77bc3 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - あぁ、涙腺が崩壊する...!!!続きが気になります( ´∀`) (2018年11月7日 23時) (レス) id: 6f48ec4925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin | 作成日時:2018年10月30日 10時