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Aside
「…………」
空気いっぱいに充満するさびた鉄の匂い。
真っ赤な絵の具を被ったみたいに、倒れる数人の子供たち。
それを泣き叫びながら揺さぶる、大人たち。
私はただただ震えていた。
自分の手を見つめる。
震えている私の手は、真っ赤な紅に染まっている。
泣いている大人の１人が、私を見て言う。
『――この人殺し！！』
「！！」
それをきっかけに、罵詈雑言が私に浴びせられる。
小さいからだを丸め、耳をふさぐ。
「……やめて！！！」
・
・
「……はぁっ！！！……はぁっ……はぁっ……」
私は思わずバッとベッドから飛び起きた。
汗をビッショリとかいて、まだ体は震えている。
……また、あの夢みちゃった。
私は布団の中で膝を抱えた。
幼い頃に自分が犯してしまった、罪。
それは消えることなく、私の背中に生涯爪を立てている。
その爪痕は私の心にくっきりと残ったまま。
当たり前だ。
あんなこと、どんなに時間がたっても消えるはずがなかった。
北斗「……A？起きた？」
部屋のドアが開いて、誰かが入って来るのがわかった。
毛布をかぶっているせいで、顔は見えないが恐らくこの声は北斗。
その声色からも心配しているのがうかがえた。
「……起きてるよ、」
私はボソッと呟いた。
北斗「ご飯。食べないの？皆今食べてるけど。」
「……ごめん、今日は食欲ないや。もうちょっと寝てる。」
北斗「……そっか。わかった。腹が減ったらいつでも言って。」
「……うん。」
北斗の心配そうなため息が聞こえて、部屋のドアが閉まる音がした。
私はそっと毛布から顔を出す。
そっと机の上に置かれている鏡を見つめた。
そこに映っているのは、もちろん私の顔。
目元にある、大きなあざ。
そして、水色の目。
自分の顔であっても、どうしてもそれに目が行ってしまう。
私は鏡を乱暴に引き出しにしまった。
乱暴にしたらまた鏡が割れちゃう。
せっかく買ってもらったのに。
「…………」
私は俯くと、そのままベッドに倒れ込んだ。
私は、自分のこの顔が大っ嫌い。
普通じゃない水色の目や、目立つ大きなあざの痕。
それはたぶん、自身の容姿から過去を連想してしまうから。
そして、大事なあの人を殺してしまったから。
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桐山ななみ(プロフ) - 無理な願いを聞いてくれてありがとうございますm(_ _)m先生に感謝をしてますm(_ _)m (7月1日 13時) (
レス) id: 034e0a3f60 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 桐山ななみさん» WESTさんですかー！！いいですね！！登場遅くなっちゃう可能性がありますが、可能な限り登場させたいと思います！！ (7月1日 13時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - りとくんさん» まじですか！！！わざわざありがとうございます！！ (7月1日 13時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 桐山ななみさん» お待たせしちゃってすみませーん！！最近私生活がバタバタで、、、申し訳ない！！時間を見て更新します！！ほんとすみません！！ (7月1日 13時) (レス) @page4 id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
桐山ななみ(プロフ) - すのう先生、大したリクエストではないですがジャニーズWESTをもだしてください(__)1人だけでもいいので汗できれば敵役でお願いします(__) (6月22日 16時) (レス) @page4 id: c060af3ed8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2023年4月25日 18時
