EPISODE7. ページ8
その日の夜、そうたは今日1日色々あって疲れちゃったのかすぐに寝てしまった。
寝方は猫の時と変わらないから丸まって寝てるんだけど人間だと余計可愛く感じる。
そうたは猫なんだから猫ちゃんと同じように接してあげたいけど
人間の姿がめちゃめちゃイケメンだからやっぱりちょっと照れてしまう。
ごめんね。これからはもっと可愛がってあげるからね。
そう心の中でそうたに伝えて私も眠りについた。
…
その眠りから覚めたのはそうたの「ケホッケホッ」と咳き込む声だった。
何事かと思ってそうたの方へ近寄ると
そうたが嘔吐していた。
「そっそうた！？大丈夫？」
そ「ん〜」
「えっと、、とりあえずバケツ持ってくるね」
急いでバケツにビニール袋を被せてそこに吐かせた。
病気になったらそうたはどこの病院に行ったら良いんだ？
動物病院？普通の病院？
ていうかなんで吐いちゃったんだろう。なにか食べさせちゃいけないもの食べさせちゃったのかな？
それとも急に体が変わったから？
ずっと理由を考えていたけれどそうたが吐いたものから毛玉が見えてもしや…と思った。
猫ちゃんは毛繕いした毛を1度飲み込むけど結局体外に出しその量が多いと毛玉を吐くらしい。
飼った事ないから合っているか分からないけど。
急いでスマホで調べてみるとやはり猫は毛玉を吐く事があるらしく、その後食欲があれば大丈夫らしい。
そ「うわ〜人間になってからこうなった事無かったからびっくりした〜ねぇAお腹空いた〜」
絶対大丈夫だ。笑
「とりあえず口のまわり洗ってきな」
そ「はーい」
そうたがうちに来てから今まで色々あったけどまだ2日くらいしか経ってないよね？
私これからやっていけるかな？笑
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作者名：ゆに。 | 作成日時：2020年7月23日 0時
